自分を見失わないヒーロー像

「鉄格子の中にも青春あり。」巨大な力の渦に呑まれながらも心は屈せず、自由と青春を謳歌する若者たちの生き様が眩しい『桜の朽木に虫の這うこと』第二作です。

今作は敵組織の幹部たちにも焦点が当てられ、その一筋縄ではいかないパーソナリティや、味方側の人物との関係も浮き彫りになります。

前作から引き続き登場する主人公たち個々の成長も然ることながら、その関係性の変化にも注目。敵味方の思惑が入り乱れる能力バトルも魅力です。