アオハル・イン・チェインズ 桜の朽木に虫の這うこと(二)
朽木桜斎
まえがき
シリーズ第一作のあらすじ
しかしある夜、隠れ里に正体不明の
似嵐鏡月とアクタの助けによって逃がされたウツロであったが、彼はこの世とあの世の
*
彼は同じくアパートの住人である
彼女らとはホームメイトの
そのアパートはアルトラを有する者を管理・監督するための組織・
彼らとの交流をとおして、ウツロは人間世界の
そんなおり、ウツロのもとへアクタから連絡が入り、彼は北にそびえる山へと呼びだされる。
似嵐鏡月とアクタの生存を確認したウツロは、喜びいさんでートを抜けだし、その場所へと急いだ。
*
指定された場所へ到着したウツロだが、現れた似嵐鏡月は、アクタとウツロが
放心するウツロに似嵐鏡月は、アクタと殺しあえと命じる。
暗殺を
隠れ里を強襲した賊も、似嵐鏡月が組織に依頼して放った者たちだった。
そこに星川雅が登場、自分は似嵐鏡月の姉の子、つまり
似嵐鏡月はかつて、暗殺を
星川雅は
激しい戦いを
だがそこで、彼女は自身のアルトラを発動させる。
難を
南柾樹はウツロとアクタに、真田龍子は星川雅によりそい、
彼もまたアルトラ使いであり、自身のアルトラを発動させ、ウツロたちは
だがそこに、龍子の弟・虎太郎が現れる。
彼のアルトラで一度は似嵐鏡月を追いこむも、再び絶体絶命となる。
アクタの
しかし真田龍子の助けによって、ウツロはその能力を自由に操ることができるようになる。
そして皮肉にも、最後になってやっとではあったが、父と子は
似嵐鏡月とアクタは、ウツロの成長に満足しながら、息を引き取った。
ウツロと真田龍子はその愛を告白しあい、ともに生きていくことを誓った。
第二作「アオハル・イン・チェインズ」の舞台は、そこからおよそ半年後となる――
(本編へ続く)
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