刻を重ねた二人の緩やかな恋物語

特殊な形で長い刻を過ごした二人は友情と愛情どちらも内包した感情をもっていた
何度でも出会い笑い合いそして別れを繰り返す終わりから初まる二人の新たな日常
それまで恋ではなかったのだが...

地の文が独白形式の短編小説で、話を読み進めるほど主人公二人の背景や想いが把握出来る作品
現時点では主人公二人だけの話として展開しているので登場人物はかなり少ないが独白描写メインなのでこの方がわかりやすく読みやすいです
細かな設定や第三者視点などが今後書かれるかわかりませんが、個人的にはなくても読み手が想像出来る余白として楽しめるので今後の主人公たちの関係性に注視していきたいと思います

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