大妖怪 オレオ

 コンテストと関係無いが、初期の頃にこのカクヨムというサイトで大問題化でしたSF一話完結短編作品。

 原作はウンエイ様から商標権の問題で削除されたがタイトルは「オレオ」内容、エピソードも「オレオ」の三文字。

 この簡素な作品が読者の悪のり★を稼いでいき、SFランキング一位を独占し続けたことにより、小説の内容よりもインパクトの強さによって評価されやすいシステム構成がカクヨムの仕様であると大炎上してしまった。

 確かにそうなのである。

 10万文字の40話構成の長編を読み終えて、楽しかったと言ってくれた★3と、1話だけ読んで面白いと言った★3は内容は違えど価値は一緒。

 そしたら、内容を良くするより第1話に協力なインパクトを与え、1話切りされても評価しやすい作品の方が上位に食い込みやすく効率的だという、なんとも資本主義的な日本の闇であるWeb小説界隈の縮図を露見させてしまった大妖怪なのである。


 これによってカクヨムの評価システムが変わったらしく、内部の非公開化に磨きがかかったことでどうやってランキング上位に食い込めるのかが素人では解析しづらくなったのとされ、今のカクヨムにも影響している。


 この「オレオ」に関して詳細な情報を知りたい方は当初の状況を綴られたエッセイやブログもいくつか残っている為歴史を知りたければ調べると良い。

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