おまけ 集中法
集中する方法は、ご自身に合ったものを選ぶのが一番ですね。このおまけでは、わたしがしている「おっくうにならない集中法」をお伝えします。もしよろしければ、ご覧くださいませ。
◉Point───────────────────
集中する時間は「6分」だけ。
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以前のわたしは、仕事の疲れを理由に「書かない日」がありました。『今日は疲れているから。休日にそのぶん書く』と。しかし、休日になると今度は『疲れをとりたい。週が明けたらまた仕事だから』と、もっともらしい理由をつけて書く時間をほとんどとっていませんでした。
あるとき、このままではいけない! と思い至り、毎日無理なく書き続ける方法をさがし始めたのです。そこでやってみたのが「短時間集中法」でした。時間はたったの6分です(最初は5分で試したのですが短すぎ、もう1分増やしたら大きく変わりました)。6分と聞くと、大変には感じませんね。短い時間によるよいところは大きくふたつあります。
・短時間なのでおっくうになりにくい。
・短時間なので「迷い」が減る。
まず、「6分だけ。6分書いたら今日はおしまい」と気軽に始められます。出かける前のすきま時間や仕事帰りでも、ほんの数分ですので「それくらいなら」と思えます。タイマーをセットしたらスタートです。
次に、短時間であると迷う時間が減ります。6分はあっという間に終わる、の意識が軽いプレッシャーになるのです。あれこれと迷っていたら、すぐに時間切れですね。「よい言い回しはないかな?」と考え込むのなら「調べよう」と行動する。うんうんと腕組みしている時間はもったいない、と選択・決断・行動をはやめてくれます。
そうこうしているうちに6分が経ちます。するとどうでしょう。「もう少し続けたい」の気持ちがわいてきます。次の6分、そのまた次の6分と、気づけばそれなりの時間がすぎています。もちろん、6分がすぎたらそこでやめてもよく、継続意欲がわいたらしめたもの、くらいでよいのです。
はじめのうちは短く感じていた6分が、いずれ『まだ6分がすぎていない? タイマーをかけ忘れたかな……?』となったら大成功です。しっかり集中できていますね。やり遂げた、の達成感と満足感がおまけにつきます。
始めやすく、続けるのが苦にならない。今のわたしは、この方法で「毎日書く」を維持しています。
おまけのひとさじは、いかがでしたか?
お役に立てたようなら、とてもうれしく思います。
《創作法》あなたの物語に“美味しさ”をひとさじ このはりと @konoharito
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