来年のカクヨムコンのための備忘録



 現在、カクヨムコンに2作の長編で参加しておりますアメタヌキこと雨杜和です。


 1作は、『異世界ファンタジー』部門。

 もう1作は、『どんでん返し』部門。


*いつも上記の作品を読んでいただけている素敵な方々へ*


 お星さまやレビュー、応援コメント、本当に本当にありがとうございます🙇‍♂️。拙い作品に評価をいただき嬉しくて発狂しております。


 それから、読み専の方々へ、

 私の作品をフォローいただき、お星さまやレビューもしていただき、心から感謝申し上げます。こういう場でしかお礼を申し上げれませんが、心から嬉しくて、また、書くための大変な励みになっております。本当に本当に心からありがとうございます。


 さて、カクヨムコン終盤に入り、現状のご報告と来年のカクヨムコンに書くために気づいたことを備忘録として残しておきます。



**********



● アクセス数の増え方、増やし方


 カクヨムコンで多くのアクセスをいただくには、書く方(作家さま)だけのアクセス数では難しいようです。特に異世界ファンタジーは強力な方々が多くの素敵な作品を発表して、ありえないほどの星を得てらっしゃいます。


 これは読み専の方々に多く読んでいただいているからと容易に想像できます。


 長い間、書かれている方はコアなファンがいらして、そのアクセスを期待できるでしょうが、1年未満のウエブ小説およびカクヨム初心者には難しいことです。読み専の方の目に止まること、そこが大事なのですが、それには、どうしたら良いのでしょうか。



● 先輩方のエッセイなどで得た読み専の方々の目に触れる3つの方法。


 1 惹かれるタイトル

 2 読みたくなるキャッチコピーとあらすじ

 3 多くのレビューで興味をもたれる


 こうした内容をカクヨムコン用のエッセイで読ませていただき、大切とはわかっておりました。


 読み専の方に読んでいただくのは、書籍作家や人気作家でもない限り、本当に難しいと思います。私レベルではなかなか難しいのが事実です。


 異世界ファンタジーは書き手の方も多く、ウエブ小説でもっとも人気のある部門。目立つことも難しいのです。


 ただ地道に努力して書いていきましたら、終盤近くになり、不思議と読み専の方に来ていただけるようになりました。


 現在、フォローいただいてる方々、読み専の方が半分以上に増え、感謝にたえません。


 とても嬉しかったです。

 存じ上げない方々、私の作品に注目いただいて本当にありがとうございます。泣きたくなるほど感激しています。



● どう読み続けていただくか


 さて、ここで、さらに大事なことをカクヨムコンに作品を公開して気づいたことがあります。


 せっかく読みに来てくださった方々を惹きつけるだけの物語を書けているかなのです。これは当たり前のことなんですが。


 書いている者は自分の作品が最高だと思って書いており、案外と見落とされる点なのだと思います。これ、私のことです。書いたばかりの作品を客観的に見ることができません。半年後に読むと、自分でもがっかりするのですが。書いたばかりのときは、どういうわけだか、この作品は大傑作だと思い込んでおります。


 さて、カクヨムに書いた場合、書いた小説が人を惹きつける物語かどうかを客観的に評価できる目安があります。


 読み専の方が来られて、第一話を読まれる。しかし、そこでツマラナイと思われて去っていかれる。ここをつなぎとめるだけの作品かどうかですが。


 書く仲間の方々は優しい。素人の書き手にとって本当に心がうるおいます。

 多少はツマラナイとおもっても読んでくださいます。しかし、読み専の方々は自分たちが楽しむために読みたいと考える。


 だから、いかに目立っても面白くなければ一話目か二話目で終わります。もちろん、長編作品のアクセス数が徐々に減っていくのは普通のことです。問題はその減り方と、あるエッセイで読みました。


 書いた作品の目安として、第1話と第2話のアクセス数の割合が5割を切っていれば、その作品はツマラナイ、と書かれてました。


 しかし、私は第2話と第3話の差にも注目します。この差が5割以下の場合、その作品はツマラナイと思って自戒します。ここは8割を超えて欲しいと思っているのです。


 第1話目は新作をとりあえず読み、その方の趣味に合わなければ去っていかれる方が多いと思います。第2話まで読まれた。つまり、その方が読みたい傾向の物語だということです。


 問題は読まれる方の望む物語であっても、第2話から第3話で引き止められない。

 これは、その後の話数でも同じことが言えそうです。


 第2話と第3話の減り方が5割以下なら、書き直したほうがいいレベルかもしれません。2話目まで読まれたということは、その方の嗜好にあった作品だからです。


 個人的な感覚ですが、各話ごとに7割から8割程度の減りで推移していければ素晴らしい作品だとは思います。


 まず、読み専の方を増やす努力が必要だと思います。その上で、彼らが読みたいと思わせる物語になっているか。ここは精進するしかないのでしょうね。


 さて、もう一つ、7割以上で推移しているとしても、さらに作者は見るべきことがあると思います。


 ある話だけアクセス数が増えた場合、それはサブタイトルがうまくハマっている場合が多いようですが。問題は、ある話だけ、いちじるしく下がる場合です。この場合は、前話が悪いのか、それとも、その話のサブタイトルが悪いのか。一考の余地があると思います。


● 完結ブースト


 以前、読ませていただいたカクヨムコン用のエッセイで、物語が完結するとブーストがかかると書かれておりました。


 さてさてさて、これは本当なんでしょうか?


 完結するまで、読むの待たれている方々が一定数いらっしゃるというのが理由だそうですが。


 ある方は、やったーブースト、キタァ〜〜とあり、ある方はたいしたことがないと。この差もよくわからないですね。


 さて、私の作品、完結ブーストがきたのでしょうか?


 確かに、最終回を書いたのち、レビューを1日で数点いただき、2日ほど普段の2倍ほどのアクセス数がありました。とっても嬉しかったです。本当に本当にありがとうございます。完結ブーストは多少にかかわらず、確かにあるようです。



*****


 さて、今回、カクヨムコンに参加して、素晴らしいアクセス数を稼いでいる私のカクヨムでできたお友達がおります。よくご意見もいただく最高のカクヨム先輩です。


 彼女の作品。

 カクヨムコンの恋愛部門で常にトップ10内。中間をすぎてアクセス数85,000pvほど(1月21日)。もう殿上人すぎて足下にも及びません。


「銀狼は花の乙女に癒され、まどろむ ~身代わり侍女は冷酷皇帝の抱き枕~」

https://kakuyomu.jp/works/1177354055006319022


 この作品のアクセス数をお時間があったらご覧ください。


 第1話目から、ほとんどの読者が付いていることがわかります。おそらく、昔からのコアなファンの方も多いのでしょうが。それだけではないのです。そして、その理由はいたく簡単。ものすごく作品が面白い。もう、これは舌をまくしかないです。


 数年後にこうなっていたいと夢みるアメです。


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 さて、上記に書いた内容には例外があります。


 ある一部の方に響くような、非常にマニアックな物語に、マニアックでコアなファンが付いてらっしゃる場合です。こういう作品も、多々読ませていただきました。

 とても魅力がありますが、しかし、メインフレームにはならない。いわゆるテンプレ作品やコアな作品とは違い、マニアックです。多くのアクセス数を得ることが難しいでしょうが、しかし、文章もうまく存在は大きいと思う作品群がありました。

 そして、なにより、これらの作品は各話のアクセス数が大きく減ることはないのです。


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 失礼なことを書いているかもしれません。お気になった方がいらしたら、心よりお詫び申し上げます。


 来年、カクヨムコンに挑戦するとき、私が深く覚えておきたいと思っている次第なのです。


 カクヨムコンで書いた作品を精一杯、読む価値のある作品になるよう、今日もがんばっております。


 お時間のあるときにお読みいただければ、本当に本当に嬉しいです。今のところ、書いたばかりなので、私の感覚では大傑作です。


 いや、半年後に読み直したら、青ざめるでしょうけど、とりあずえ、そこのあなた、そうあなたです。中に入るのは申し訳ないなんて、遠慮、全く無用ですから。コメント、応援、レビュー、お星さま。なんでもゴザレの大セールでお待ち申し上げております♡



● 異世界ファンタジー部門:完結済み

『ファム・ファタール–宿命の女–』〜ドラゴンの巫女にして、運命の相手がエルフの血を引く男だった、普通の少女の奇跡〜

https://kakuyomu.jp/works/1177354054934596031


● どんでん返し部門

『聖女と悪魔:修道長マザー天神ノ宮の朝は祈りからはじまる』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054935148771


⛰  ⛰  ⛰


カクヨムコンデータ

現在の応募総数(1月21日)


長編部門応募作品:6,896作品

短編部門応募作品:6,634作品

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総応募数:13,530作品

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