最弱勇者の英雄譚

作者 ハルレッド

73

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★★★ Excellent!!!

一章まで読み終えたので、レビューさせていただきます。

可愛いヒロイン、お供のマスコット、無能主人公とそろっていますが、どうやら、王道らしく見えるのは序盤だけのようです。というのも、要所要所で伏線が張り巡らされているようで、設定に奥行きがあり、それが回収される頃には思いもよらぬ展開になりそうな気配がするのです。

基本的には、何も持たない主人公が異世界で頑張る、というのをベースにしているようです。ただ、そう上手くもいかなさそうな予感がします。どうやら、今のところ、主人公の無力さにスポットが当てられているようで、そこから来る不穏さが、先の展開を期待させてくれます。

また、異世界の世界観について、詳細な設定があるので、ワクワクします。まさに異世界、といった感じですが、たまに見え隠れする、現実世界との繋がりが面白いです。ただ、この辺りも後半に響いてくるのかなと思っています。

★★★ Excellent!!!

本作では、主人公は古き良き王道RPG風の世界に転生します。

タイトルの通り主人公は弱いのですが、だからと言って逃げることはなく、自分に出来ることを精一杯やろうとする姿勢に好印象を受けました。
戦闘や事件に巻き込まれたときこそ、主人公の見せ場なのです。

そして、有名どころのファンタジーRPGをプレイした経験がある者ならば、思わずにやりとしてしまうような設定がそこかしこに散りばめられていることも。

また、国や街の名前にもちょっとした法則性があるといった小ネタや、貼られた伏線などの要素もあり、単調さがないことも楽しめました。