プロット

■お題

・錬金術(材料があって、加工して、魔法アイテムができる)

・アトリエもの(街の便利屋さん・お城で宮仕えなど)

・ファンタジー世界(現実世界が下地なのはNG)


■コンセプト

・霜(シモ)の錬金術師と助手少年のおねショタ系(※注1)

・勃起薬Aを飲んだ依頼人が、勃起が治まらない! 助けてくれ! と駆け込んでくる

>実は妻が勃起薬Bをこっそり飲ませていて、相乗効果でえらいことになっていたという話

・治療薬を作るために師弟で採取に

・今回は章番号を振らない、ある程度のセクションで改行分けするくらい


■世界観

・舞台は王都リヴィリアーレ(※注2)より馬車で四日ほどの距離にある街、ミシュレ

・ミシュレは河川が程近く、酒造が盛ん

・街の西側には深い森や山がある、獣や魔獣の類も出るが様々な素材が取れるため採取向きのフィールド

・生きるものは魔素を常に生成しており、魔素濃度によって環境も変わりやすい

・魔素の色によってある種の属性が分かれる

・個々人により魔素の生成量や保有量には差がある、割と才能の世界

・錬金術で作られる物は魔薬であり、魔素の操作や調整技術が必要

・魔素の生成は人族だと概ね食事によって賄われるが、どの食事が効率良いかは個人差がある

・チャミカ(※注3)の花と根は媚薬(勃起薬)の材料に、花を覆う粘液はその解毒薬になる

・髪色は魔素色にかなり左右される(一般的に色が濃く強いほど生成量も多いが、氷雪は薄く透明になる傾向がある)



■キャラクター

・ブリーナ=マレフィカ(マレフィカはラテン語の「魔女」、ブリーナはイタリア語の「霜」)

『霜の錬金術師』と呼ばれる女性。外観は二十代後半で、青みがかった透き通るような銀髪と豊満な肉体の持ち主。幼い頃は外界に影響を及ぼすほど魔素の生成量が飛び抜けており(制御しきれなかったら死んでいた可能性もあった)、ほぼ完璧に制御している今でも時折漏れることがある。アトリエ『ヨトン』(※注4)の主。

 元は魔法士の家系出身だったが、学園に通っている間で何故か錬金学に傾倒し、錬金術師を志す。知識と魔素の操作、調整が必要な学問である錬金学は、幸い彼女に向いていた。魔法士としても百年に一人の才能と言われていたが、学園の教師を師匠とし、錬金術師として正式に独立。両親を説得した結果、市井である程度人々の生活に根差した錬金術師として活動している。国家に認定された技術職でもあり、有事(国家の危機)の際は戦力として招聘される立場。

 魔素色は「氷雪」であり、通り名の『霜の錬金術師』の由来にもなっている。現象的には「熱を奪う」ことが本質であり、結果として霜が降り、行き着けば対象を凍らせる。ただし水を生み出すのは「流水」の魔素色でないとできず、一切水分のないものを凍らせることは不可能(大気中の水分は利用できるのであまり関係ないと言えばない)。専ら酒を冷やしたり食材を冷凍したり、錬金術でも素材の持ち運びや冷却などに使用しているが、出力を上げれば立っているだけで周囲を氷点下の世界にし、目視範囲の対象をピンポイントで氷結させることも可能な歩く戦術兵器。歩くだけで辺りに霜が降りる零下の女王。つよい。

 弟子を拾ってからはショタコンを隠さなくなってきている。ちゃんと愛情は持っているので誰も文句を言わない。言えないだけかもしれない。最愛の弟子に何かあれば最短距離で殺しに行くモンスターペアレント。ペアじゃないけど。

 普通の薬剤(ポーションなど)も卸しているが、当人の好み的にも売れ行き的にもメインになっているのは媚薬や避妊薬、妊娠薬といった性商品。大人のおもちゃも作っている。普通の夫婦から王侯貴族に至るまで、彼女の魔薬や道具を愛用する人物は大量におり、王国のシモ事情を一手に握っている。つまり、彼女を怒らせることは性事情を暴露される失態に等しい。通り名は『シモの錬金術師』のダブルミーニング。

 魔素は一定量以上を保有すると老化が遅れることがわかっており、彼女もその例に漏れず外観と年齢が一致していない。いったい何歳なのか、弟子に聞かれても笑って毎回誤魔化している。

 体質上、魔素の生成に最も適したものがミシュレ産のワインであるため、水代わりにいつもワインを飲んでいる。ザルなので全く酔わない。

 一人称は「私」、口調は「~かな」「~だろうね」「~では?」「~か」など中性的で硬め。


・アウルム(ラテン語で「金色」)

 ブリーナに師事する弟子の少年。齢は一〇歳としているが、拾い子のため概算である。名前も師匠にもらった。ふわふわした金色の癖っ毛に、庇護欲をそそられる小動物めいた容姿。FGOのパリスに近いイメージ(※注5)。魔素の生成量はブリーナ以上に多く、滅多に存在しない「豊土」の魔素色を持っているため、制御しないと周囲の植物がもりもり成長する。封建的な村なら守り神的な扱いを受けて閉じ込められかねない。ブリーナが森の深部で拾った子であり、精霊の子(一般的な人族の出産ではなく、魔素の過剰な集積によって形作られた)ではないかと彼女には考えられている。

 物事をそのまま受け止める素直な性格で、全く嘘がつけない。若干人見知りの気はあるが、警戒心というより気恥ずかしさが先に立ってしまうタイプ。ただし慣れればよくなつくので、そういうところも小動物らしい。本能的に危険を察知する感覚が強く、危機が近い時はちょっと毛が逆立つ。

 錬金術の腕前はまだまだといったところで、最近ようやく基本的なポーションが作れるようになった。人体の自己治癒力を促進するポーションは、作成時に込められた魔素によって効果に違いが出やすい。「豊土」の魔素色は生命力の増強に繋がるため、将来的にはブリーナ以上の質で作れるようになると言われている。錬金術師向きなのは確か。

 物心ついた時から面倒を見てくれているブリーナは、師匠であり母のような存在。とはいえお母さんなどと呼ぼうものならブリーナは滅茶苦茶拗ねるので、日常生活では歳の離れた姉くらいの距離感を意識している。求められたように素直に振る舞うのも、ある意味精霊らしい性質とブリーナは見ている。

 一人称は「ぼく」、口調は「~です」「~ですよね」「~なのかな」「~ですか?」など丁寧系。


・ニース

 ミシュレ唯一の夫婦経営の鍛冶屋。小規模ながら街には傭兵ギルドがあり、基本的にはそちらに数打ちの武具を卸したり、傭兵から注文を受けてオーダーメイドを作成している。ブリーナからは時折錬金術に使う各種器具の作成を依頼されることも(特にガラス製のものは最初設備がなく渋っていたが、彼女が予算を出したのもあり、半ば売り言葉に買い言葉みたいな流れで請け負った経緯がある)。

 職人気質でこだわりがちだが、技術力は高く腕も確か。一方でせっかちなところがあり、話途中で突っ走ってしまい嫁に首根っこを掴まれる光景がよく見られる。ちなみに夫婦仲はとても良い。

 今回の依頼人。先日性生活充実のため強壮剤を購入したが、勃起が治まらない! どうにかしてもらわないとまともに人前にも立てねえ! と依頼を持ち込んでくる。


・コルシカ

 ニースの妻。元は海沿いの商会の出であり、ぶっちゃけ金に疎い夫を経済的に支えていると言ってもいい。ブリーナからの器具作成依頼も必ずコルシカを通すようにしている。商売人らしい計算高さと海の女らしい豪快さを併せ持っており、普段付き合いではサバサバした気持ちのよい性格。夫は尻に敷き気味だが、腕前にも人格にもちゃんと惚れ込んでいる。

 夫より前に強壮剤をブリーナから購入しており、実はひっそり食後のお茶に混ぜてニースに飲ませていた。まさか夫も別の強壮剤を買って飲んだとは思いもせず、その夜は燃えたものの勃起が治まらない夫の姿を見て「どうして……いや、まさかねえ……」などと思っている。



■あらすじ(一人称寄り三人称)

 小さな庭で、少年が畑に如雨露で水をやっている。彼の身体からは金色の粒子が零れ落ち、程なくして土から芽が出て枝葉を伸ばしていく。背後でそうなっていることに少年は気づかない。ふと横から「魔素の制御が甘くなっているよ、アウルム」という女性の声。はっと少年は振り向き「あ……師匠……」と呟く。ブリーナ=マレフィカはアウルムの師匠であることをざっくり説明。構わず彼の後ろに回り、背中から抱きしめるようにしながら「集中して」と耳元で囁く。されるがまま、目を閉じるアウルム。金色の粒子が治まり、急成長していた草葉は大人しくなる。

 抱きしめていた腕をほどき、よろしい、と頷く女性に「よかったです」と薄く笑うアウルム。見上げる彼のふわふわの金髪を撫で、今日の練習を始めようか、と女性は言う。

 舞台の説明。王都リヴィリアーレより馬車で四日ほどの距離にある街、ミシュレの片隅でブリーナが営んでいるアトリエ『ヨトン』。彼女の本業は錬金術師であり、様々な薬剤や魔具を作成し売ることで生計を立てている。街での実態は便利屋に近い。

 魔素について。多寡はあれど、どんな生物でも体内で生成している一種のエネルギー。濃いものは粒子状になり、目にも見えるようになる。魔素は何かしらの色を持ち、その特性に応じた現象を発生させ得る。個人が持つ魔素色は原則ひとつのみで、色の違いが職業の適正などにも繋がる。

 アウルムは拾い子だった。街の西に広がる広大な森の深部でブリーナが見つけたらしい。赤子の頃から育てられたアウルムにとって、ブリーナは親のようでも、母のようでもある。もっとも、母と呼ぼうものなら拗ねてしばらく口を利いてくれなくなるのだが。

 アトリエの中で、ブリーナ監督の元アウルムが中和剤を作る。いくつかの材料を煮出し、成分を抽出してから魔素を注ぐことで原液ができる。煮出しは火の温度と時間が重要、魔素を注ぐのも適量を見極めなければならない。特に後者は薬なら効果の強弱に関わり、過剰に注ぐと思わぬ副作用が出かねない。ここしばらくアウルムは中和剤を作り続けている。最近ようやく安定するようになってきて、この品質なら使えると師匠に褒められた。とはいえまだときどき失敗してしまうことがあるので気を緩めない。

 アウルムの魔素色「豊土」についても説明。生命の活性と成長を促す珍しい色で、滅多にいないが錬金術師として大成した人物も過去にはいる(魔素が薬の効果を強めるため、効果の高いものを作りやすい)。

 中和剤は魔薬の作成でよく使うものだ。そのままでは効果が強いものを人体でも摂取可能な程度に弱めたり、異なる性質の素材を混ぜ合わせる際に活用する。その性質上、中和剤の質は完成品の効果に直結しやすい。基本にして重要なものと言える。

 原液を希釈し、ブリーナがその出来栄えを確認する。お墨付きをもらいアウルムは喜ぶ。そこでアトリエの玄関口から呼び鈴が鳴る。ブリーナはアウルムに応対をするよう促す。おずおずと頷き、玄関扉を開けるアウルム。途端、巨漢の男が慌てた様子で踏み込んできてぶつかり、アウルムは尻もちをつく。「わ、わりぃ……っ!」という男に、様子を窺っていたブリーナが「私の可愛い弟子を押し倒すとは……鍛冶屋のニース、君はここで死にたいのかね?」淡々とした声で男を見る。周囲に漏れた青白い粒子と共に、床に霜が降りる。「違ぇ、違ぇからその冷気を抑えてくれ!」弁解する男、ニースの姿をアウルムは観察する。上半身は薄着一枚なのに対し、なぜか腰周りに何枚もの布を巻いていた。ブリーナを宥めながら、どうしたんですかとアウルムが聞く。小声で何事か呟くニース。そんな声では聞き取れないよ、というブリーナに対し、ニースはやけくそ気味に叫ぶ。「ぼ……勃起し過ぎてずっと治まらないんだよ!」ふむ、とブリーナがおもむろに近づき、ニースの腰布を容赦なく剥ぐ。股間が、下履き越しでもはっきりわかるほど盛り上がっていた。ニースの悲鳴が響き渡る。後から現れた女性、ニースの妻のコルシカが夫の頭を叩いた。


 少し落ち着いたニースから話を聞く二人。先日『ヨトン』で強壮剤(精力増強剤)を買ったことはここで証言。アウルムも思い出す。店番時、ニースにその薬を渡した記憶がある。ブリーナからの質問。処方は伝えたはず、容量などちゃんと守ったか。頷くニース。そういうことにブリーナは厳しい。他に覚えは、と尋ねると、飲んだのは昨日の夕食後で、夜に妻とだいぶハッスルしたとのこと(ここでコルシカが軽く目を見開く)。今度はアウルムに問う。近い日で他に薬の買い手はいたか。何人かはいた。ニースとコルシカを見て、ふむ、と考え込むブリーナ。「それでこれ、どうにかなるもんなのか……?」と恐る恐る問うニースに、治めるための薬は在庫がなく、手持ちの材料が足りていないことを伝える。愕然とした表情を見せるニースに苦笑したブリーナは、アウルムに外出の準備をするよう指示。採取のためにアトリエを開けるから、明日同じくらいの時間にもう一度来るといい、と夫妻に言い聞かせる。

 二人で足早に街を歩く最中、アウルムが尋ねる。今回が採取デビュー。「どこに行くんですか」「ハイメン山だよ」。ハイメン山が街の西側にあることを説明。アウルムを拾った森にも繋がる小規模の山。警備の男性に挨拶し街外に出る。ほぼ顔パス状態。人目がつかないところまで来てから、ブリーナがアウルムをお姫様抱っこする。彼女の足元に薄い氷の膜が生まれ、前に踏み出す足が高速で滑っていく。ブリーナの通り名「霜の錬金術師」についての説明。「氷雪」の魔素色を持ち、外界にも影響を与えるほどの生成量を誇る稀代の魔法士でもある。その点はアウルムにも似ているが、制御力の桁が違う。ただ魔素を垂れ流すのではなく、明確な方向性を与えて操作している。

 森に入り、ついでとばかりにいくつか有用な素材を採取していくブリーナ。時折襲ってくる獣(森狼など)は足元を凍らせて動けなくしてから、どう対処すべきかをアウルムに教えていく(「豊土」なら周囲の草木を成長させて絡め取ったり)。

 勾配を登るとやがて森が浅くなる。ブリーナが気遣うも、見た目は幼いが意外に体力があるアウルム。毎日ちゃんと身体は鍛えている。筋肉ついてきているのはお風呂で確かめているからな、とからかうブリーナ。雑談は程々に、目的地手前でブリーナが少し気を大きくしたアウルムを制止する。木々の覆いが切れた先は花畑。二人が覗き見た奥で、むわりとした濃い桃色の霧が漂っている。

 若干顔色を青くしたアウルムが、何なんですか、と尋ねる。今回の目的、チャミカの花だよ、と答えるブリーナ。チャミカについての説明。主に媚薬や強壮剤の素材として使われる。ある程度以上の標高でのみ群れるように育ち、周囲に花粉を散布する。それは小動物にとっては惹かれる香りだが、近づいて吸えば前後不覚になり、最悪昏倒する媚毒でもある。香りに釣られ昏倒し、そのまま死んだ生物を養分に成長する割と危険な植物。

 それならどうやって採取するんですか、と聞くアウルムに、ブリーナはいくつか解法を並べる。花粉は光に反応して撒いているから、ひとつは夜に採ること。ただしこれは明かりも使えないから、夜目が利く獣に襲われる危険もある。ひとつは雨の日に来ること。陽もなく、雨で花粉が流されてしまうから簡単に採れる。基本はこのどちらかだと説明するブリーナに、でも今は夜でも雨でもないですよね、とアウルムは首を傾げる。私が取るのはもうひとつの手段だよ。そうブリーナが言った直後、チャミカの花々に霜が降りる。花粉もまた消えるように地に落ち、さらなる霜に覆われる。それでいて、チャミカ以外の草花には一切影響を与えていない。

 キラキラした尊敬の目を向けるアウルムに、キリッとしながら内心嬉しいブリーナ。近づいても問題ない。ブリーナの助言を受けながら、持ってきた道具で土を掘り、アウルムは根ごと花を摘んでいく(根は地下で繋がっているので要所要所で切りながら)。採取鞄に仕舞う傍ら、ブリーナの説明。チャミカの花はその部位によって、どの薬の材料になるかが違う。葉や茎はすりおろして煎じれば滋養強壮の薬に、おしべやめしべは一般的な媚薬に。根は増血剤や強度の媚薬に。そして花弁には粘液があり、精力増強剤に対する鎮静薬や避妊薬の元となる。

 ニースが飲んだのは、おしべやめしべを使用した中効果の強壮剤だった。ブリーナは言う。魔薬には相性、相乗効果がある。合わせて摂取することで効果が増すもの、逆に発揮しなくなるもの。場合によっては過剰に増強され、人体に悪影響を及ぼすものも存在する。そう、つまりは相乗効果だ。ニースの件はそれに尽きる、とブリーナは微笑んだ。


 早々に帰宅した二人は、夜にチャミカの粘液を水に溶かし成分を煮詰める。そこに魔素を流し込んでから一晩かけて冷まし、濾過した原液を希釈する。ちょうどそのタイミングで夫妻がやってきた。今まさに薬ができたところだよ、というブリーナ。ニースは早く飲ませてほしいと懇願するが、その前に、とコルシカを見やる。「何か告白すべきことがあるのではないかな」「……はー、やっぱ霜の錬金術師様は全てお見通しってわけさね」的な流れで謎解きシーン。ここでアウルムに確認。ニースが強壮剤を購入したのとは別の時間帯に、コルシカがチャミカ由来の勃起薬を購入し、こっそり食後の飲み物に混ぜ込んでいた。過剰な勃起は両方の薬を摂取したことが原因。ただし、適量なら両方を飲んでもここまで長続きはしないはず。ブリーナにとって想定外だったのは、アウルムが作った中和剤を使った結果、想定以上の効果になってしまっていたことだった。申し訳なさそうにするアウルムに、責任を感じることはないよと諭すブリーナ。一方でコルシカにはきっちり注意。お互い悪意はなかったものの、次からはちゃんと同意を取って飲ませるようにと伝える。反省するコルシカに、前向きな性格のニースは惚気る。外でやれとブリーナが二人を追い出す。アウルムはブリーナを見つめ、早く師匠みたく一人前になりたいという。ゆっくりでいいんだよとブリーナは彼を抱きしめるが、彼の見えないところで鼻息を荒くしていた。独り立ちまではまだまだ遠そう……という感じで〆。




※注1:ダブルミーニングといっても完全に駄洒落です。ひでえセンスだ……

※注2:王都の名前は出さなくても成立したので本文では省略してます

※注3:これだけ命名が浮いてるのは、由来がAA職人のみちゃか氏(みちゃ果)だからです(わかる人にしかわからない)

※注4:北欧神話における霜の巨人から(ヨトゥンと表記した方が馴染み深い人も多そう)

※注5:本文だとあまり子細な外見描写をしてないので、脳内イメージ補強用に具体例を書いています(プロットだからって直接的過ぎる)

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ミシュレの街の錬金術師 ~鍛冶屋のニース勃起事件~ しんかい(神海心一) @e_mist

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