File34:J-10B

 2008年に確認されたJ-10の改良型。大規模な改修がなされ、大幅な軽量化に成功している。レーダーが強化され、索敵能力が向上している。また、推力偏向ノズルにより、機動性が向上している。J-10はJ-11とのハイ・ロー・ミックスによる運用がなされており、競合機はF-15とのハイ・ロー・ミックス運用がされているF-16である。


 J-10Bの部隊が離陸し、戦闘空域へ向かっている。5機のSu-35が黄海へと侵入したからだ。Su-35は武器を持っており、領土内を攻撃してくる可能性がある。そんなSu-35を撃墜するためにこうしてJ-10の部隊が飛んでいるわけだ。

 正面からSu-35がミサイル撃ってくる。J-10は散開しミサイルを回避する。奥からSu-35がブレードを引き抜き肉薄してくる。J-10は弾幕を形成しSu-35の接近を阻む。J-10が1機のSu-35に集中してる隙に2機のSu-35がJ-10の上下を取る。Su-35がJ-10へ射撃する。J-10は上下の攻撃に対応するが、真正面からはブレードを構えたSu-35が接近してきている。最前列にいたJ-10がブレードを抜き、Su-35に格闘戦を仕掛ける。J-10はアフターバーナーを使ってSu-35に接近する。格闘圏内に入ったところでJ-10はブレードを振る。Su-35は推力偏向ノズルを使い宙返りをする。そしてJ-10をブレードで切断した。ブレードを格納し、マシンガンを手に持つ。そして編隊の中心へ突撃していく。J-10はマシンガンとミサイルで対抗する。しかし、三方向からの攻撃によってJ-10の編隊は瞬く間に消えていった。


「渤海にいる空母艦隊を呼び寄せろ。奴らに土を踏ませるな。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る