File31:MiG-29K
東側陣営のベストセラー戦闘機となったMiG-29。K型は艦上機として改修された機体である。K型は1980年代に開発が開始されたが、同様の艦上戦闘機として開発されたSu-27K、後のSu-33にコンペで敗北し一度開発が凍結された。しかしミグはソ連崩壊の不況を浴びる中、密かに開発を続け、見事にK型をインドへ引き渡している。なお、開発が凍結される前のMiG-29Kは9.31、インドへ引き渡された個体は9.41とそれぞれ型番が付けられている。9.41には電波吸収塗料が塗布されており、ステルス性を獲得している。武装はMiG-29と同じものを装備できる。
中国軍の空母がインド洋を航海している。空母から艦載機が飛び立った。それに対し、同じ海域を航行していたインド軍の空母からも艦載機が上がる。2軍の戦闘機が相対する。戦闘機が接近したかと思うとすぐさまドッグファイトが始まった。インド軍のMiG-29Kは中国軍の戦闘機の後ろを取り、マシンガンを放つ。中国軍の戦闘機はマシンガンの餌食になる。後方からMiGへミサイルが飛んでくる。MiGはマニューバでミサイルを回避し、ミサイルを放ってきた敵戦闘機をマシンガンで葬った。J-11はMiG-29Kに必死に食らいつこうとするが、なかなか攻撃することが出来ない。中国軍の戦闘機はMiGを追い詰めようとするが、損害は増える一方だ。それは中国海軍の使用するJ-11よりもインド海軍の使用するMiG-29Kのほうが高性能であるという理由だけで片付けることが出来る。機体の性能差は絶対。「機体の性能差が戦力の決定的な差ではない」なんて言うセリフがこの世には存在するが、このJ-11とMiG-29Kの戦いを見てるとそうは言えないだろう。MiG-29Kがミサイルを発射し、最後のJ-11を撃破した。
MiG-29Kは空母へ帰還した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます