11:「起きると覚えていない夢」も、記憶から消えているわけではない
夢は見ていたはずなのに、目覚めてみると、何の夢を見ていたのか思い出せない…そんな経験、誰しもが持っているかと思います。
しかしその夢…「記憶の中からなくなってしまっているわけではない」のかも知れません。
実は、夢の記録をつけるようになってから、夢の中でふと「これ、前に見た夢の光景と似てる」と気づくことがあります。
その「前に見た夢」は、目覚めた後の現実では思い出すこともできないほど「忘れてしまっている」夢なのですが…なぜか夢の中だと「以前に見た夢の光景」が、ふと蘇ることがあるのです。
また、朝に忘れてしまっていた夢の光景が、日中(ルーティンワークの最中など)にふと脳裏を過ることがあります。
それがきっかけで「ああ、こんな夢だった」と思い出せることもあります。
「目覚めると忘れてしまっていた夢」は、実は記憶の奥深くの「なかなか思い出せない場所」に仕舞ってあるだけで、記憶から消え去ってしまっているわけではないのかも知れません。
夜に見る夢の考察 津籠睦月 @mutsuki-tsugomori
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