10:夢の「仕組み」は、画像生成AIと同じなのではないか?
最近、何かと画像生成AIが話題になっていますが…
そんな画像生成AIに関する情報を見ていて思ったのが、「実はこれって、夢のできる仕組みと一緒なのでは?」ということです。
画像生成AIは、膨大な画像を「学習」し、そこから画像を生成します。
夜に見る夢も「脳の中に蓄積された膨大な記憶データ」を組み合わせ、合成して「夢の風景」を作り上げているのではないか…そう思うことが、しばしばあります。
夜に見た夢を記録するようになってから、夢の中の風景を、ある程度鮮明に覚えていられるようになったのですが…
そうして夢の風景を現実で振り返ると「あの景色は、あの時のあの場所と、あの建物のあの部分を組み合わせたものじゃないのか?」ということに気づくのです。
その「夢の材料」は、自分自身の記憶だけではありません。
動画や写真で見た風景、マンガやアニメの中の風景も混ざっています。
自分自身が見聞きしたもの、他人が撮ったり創ったりしたもの、全てが一緒くたに混ざり合って、夢の景色が出来上がっているのです。
人間の夢は(現在のところは)アウトプットできませんので、意外と気づかれていないのかも知れませんが…
画像生成AIが今この時代に辿り着いたことを、人間は遥か古代の時代から、自分の脳でやって来たのかも知れません。
さらに言えば、夜に見る夢は「静止画」ではなく「動画」ですし、本人の視点で自由に動き回れることを考えれば「VR空間」とも言えます。
自分の「好き」に作れないという弱点はありますが…
現実と変わらないレベルの鮮明なVR空間を、無料で生成してプレイできると思うと、「夢って実はかなりお得なのでは…?」と思えてきます。
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