第11話 ステータス
新たに現れた、それはそれは今までも出会ってきた女神とはあきらかに各が違っていた。その女神に「お姉様!」と言う、私達を看護してくれたアイリーンと言う女神がマジ泣きしながら、抱きついていた。
「ねぇ、私達そんな酷いことしたっけ?」
·······え?
二人して殺そうとしてませんでしたっけ?
お姉様女神が私達に話しかける。
「ごめんなさいね。この子が何か粗相でもしたのね。」
いえ、違います。その妹女神を殺そうとした二人です。
「取りあえず、食事わやしてからは、今日ぐらいはゆっくりと休んで、明日大事なお話をしますね。······そう、例えば今の二人の状態とか、経緯とかそれから、それぞれのステータスとか、この先の事とかのお話や相談をしましょう。」
二人が最も知らたかった情報を提供をしてくれると言う、お姉様女神。
「今日はゆっくりと休んで下さい。もし何か用事があるば、妹のアイリーンに申し付けて下さい。アイリーン、わかりましたね。」
「はい、お姉様。」
ちょっとイヤイヤな返事をするアイリーン。
さもあらん。いきなり二人に殺されかけたのだから。
それを察知したいたのかお姉様女神が、二人に治療と睡眠の魔法をすぐにかけた。
「え?ちょっと······すぅ、すぅ。」
「あ、あのう、私トイレに······ぐぅ、ずっずうう。ふぅひゃあ。すぅ。」
「これで少しは、静かになったわ。後は頼みましたよ。」
「はい、お姉様。」
お姉様女神は部屋から出ていき、アイリーンはベッドに寝ている二人の為に、食事の準備や、お風呂の準備等メイド真っ青の速さと正確さに、さらに寝ている二人を起こさないように、音もホコリも立てずに。
なかなか、どうしてこんなかわいい女神がスーパーメイドになっているのは、また今度の話に····
翌日、ようやく二人は目を覚ました。
誰かの役になれたのなら、それだけで···· コージ @ko-ji4243
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