四日目
地元の商工会議所が主催するフリーマーケットは、三ヶ月に一度、市民憩いの場である自然公園の広場で開催される。遊歩道やアスレチック、テントサイトに運動場、芝生のイベントスペースが併設されており、通常の休日でも家族連れや老夫婦、学生のスポーツサークルなどで賑わっている。フリーマーケットというと中古品を売り出すイメージが強いが、ここでは多岐にわたるハンドメイド作品が出品されており、県外からも多数の職人やクリエイターが参加している。アクセサリーや雑貨、服や陶器、木工家具や革細工などひとつとして同じものはなく、出店者たちの交流の場にもなっている。そんなフリーマーケットブースの北側の一角に、私たちがテントを構えるスペースがあった。
「不本意かもしれませんけど……」
人々が行き交う喧噪の中、テントの日陰でパイプ椅子に座る先生は目の前のメインストリートを見つめている。子連れの主婦や大学生のカップル、年配の男性など、フリーマーケットを訪れた人々が、右から左からひっきりなしに通り過ぎていく。先生の首筋には汗が玉のように吹き出していた。
「先生がいると、売れるのが早くてびっくりです」
先生の隣で私もパイプ椅子に腰掛け、お客さんの動きを目で追っていた。日傘を差した年配女性がこちらを見て口を大きく開けたと思ったら、おもむろに近づいてくる。私は接客のために立ち上がった。
「あらあら、まあまあ。
上品な老女は真っ赤なフレームの老眼鏡越しに、少女のように
「すみませんねえ。とても珍しかったのでつい声をかけてしまって」
と、口元を押さえながら微笑んだ。彼女はお詫びにと言いながら
同じようなことが、午前中だけで何回あっただろうか。公園に据えつけられた時計を見ると、正午を少しまわったところだというのに、準備した商品のほとんどが出払って在庫は机の上に並んでいるだけになった。先生は普段からあまり人前に姿をみせず、工房に関する買い物もほぼ私が行っているので、公の場に出るとたちまち注目の的になる。先生の容姿のもの珍しさに吸い寄せられて、お客さんの足が止まる回数が多いのだ。容姿のことを言われ慣れている先生も、さすがに居心地が悪いのか、椅子に座ったままときどきせわしなく足を組み直している。
「水瀬さんは、どこか見たいとこないの? 留守番しとくよ」
「先生こそ、ずーっと工房にこもりきりじゃないですか。私は毎回フリマに出てるの
で、先生が先に行ってきてください」
そんなやりとりを幾度となく繰り返していたが、お互い
私は持ってきたステンレスの水筒を先生に差し出す。氷を入れた水出しのミントティーだ。先生は何も言わずに受け取り、静かに口に含む。私も、自分の分を勢いよく流し込んだ。思ったより喉が渇いていたようで、渋みとともにミントの爽やかな青さが喉にするりと滑り込んでいく。ひとつ深呼吸をすると、新鮮な若い風が肺を洗い流していくかのようだ。そんなときだった。
「水瀬さん! お久しぶりです」
手を振ってこちらに近づいてくる人影があった。手で陽光を遮って目をこらすと、丸い眼鏡をかけた男性が人の間を縫いながら、軽く頭を下げつつ近づいてきた。星野さんだった。
「星野さん、お久しぶりです」
私も挨拶を返すと、彼は「暑いですねえ」と手で顔を扇ぎながら眉を寄せて屈託なく笑う。先生が問いかけるような目で私を見つめるので、お互いを紹介する。
「星野さん、こちら私が所属している工房の先生です。先生、A市で革細工工房を営んでいらっしゃる星野さんです」
先生も軽く頭を下げ、星野さんと握手を交わす。星野さんは切れ長の目を細めて、口角をあげる。
「あなたが噂の先生ですね。初めまして、星野と申します。水瀬さんとは春のフリーマーケットでブースが隣になりまして。そこから仲良くさせてもらってます」
先生は、はあ、と答えただけだった。というのも、そこから星野さんのマシンガントークが始まってしまったからだ。自分の革細工工房の話やら、商品のデザインやモチーフを考えるときのインスピレーションの話やら、果ては工房経営の話まで発展していた。私も先生もあまり口数が多い方ではないので、圧倒されたまま星野さんの話を聞き続ける。なんとかタイミングを見計らって「そうですね」だの「はあ」だのと、返事を挟むだけで精一杯だった。
そのまま一〇分ほど経った頃、星野さんの話がピタリと止まり、頭を抱え込んでしまった。先生と私は驚いて顔を見合わせた。
「ああ、またやってしまいました。僕ばかり話してしまってすみません、昔っからこういう性質なもので……。そろそろ自分のブースに戻ります、スタッフに任せっきりなので」
照れた表情で星野さんは先生とまた握手し、あたかも旧知の仲のように先生の肩を叩いた。想像以上に勢いがあったのか、先生は一歩よろめいていた。星野さんは私の方にも手を伸ばしてくれた。私の手を勢いよく取ると、
「この前の話、考えておいてくださいね。水瀬さん」
と、無理やり握手をして足早に去って行った。私も先生も、あっという間の出来事で呆然としてしまった。
「風どころか、矢のような人だな」
風をも切り裂く矢のような速さ、ということだろう。「本当にそうですね」と大きくうなずいてから、開いたままだった水筒の蓋を閉め、クーラーボックスの中に戻した。星野さんの勢いに押されたままの私たちは、また隣同士、椅子に腰を下ろした。しばらく沈黙が続いたが、それを破ったのは先生のほうだった。
「この前の話って?」
「え?」
「あ、いや、何でもない」
ちょうど大学生くらいの女性二人がテントにやってきたので、先生は接客を始めた。彼女たちは
フリーマーケットが行われている場所に隣接している芝生スペースには、キッチンカーが複数台出店しており、参加者たちが幾つもの列をなしていた。芝生ではレジャーシートを敷いて、家族連れがランチを食べている姿が多く見られる。並んでいるキッチンカーの看板をぐるりと見回した。ハンバーガーにしようか、ホットドッグにしようか、おむすびにしようか、丼ものにしようか。先生は何を食べたいかなと想像しながら、結局おむすびのキッチンカーの列に並ぶことにした。
『この前の話って?』
頭の中で先生の言葉がリフレインする。声音がいつもより低かったので、何か誤解させてしまっただろうかと、少し胸の奥が重たくなった。
春のフリーマーケットのとき、星野さんは一人で出店している私を気遣って、いろいろ親しく話しかけてくれた。おそらく女性で昆虫モチーフのアクセサリーを作っているという珍しさも興味をひいたのだろう。まだまだ荒削りな私のアクセサリーを見て、これでもかというほどに褒めてくれた。また、星野さんの作品も私に見せてくれた。あまり革細工に詳しくない私にもわかるほどに綺麗な仕上げ加工が施されていて、温かみのある美しい商品たちだった。コインケースやキーケース、ミニバッグなどが多かったが、中にはブレスレットなどのアクセサリーもあり、勉強させてもらおうと色々と質問させてもらった。星野さんの作品は特に革の切り端を揃えるコバ磨きが丁寧で、自身のアクセサリー作りに応用したいと考えてのことだった。そんな熱心な私の姿を見た星野さんは、フリーマーケットの終わり際にひとつ提案した。
「水瀬さん、そんな革に興味あるんだったら、僕らとコラボしない?」
「コラボ……ですか?」
「そう。昆虫モチーフのレザーアクセサリーを作るってのはどう? 僕が教えてあげるし。難しそうだけど、革と昆虫……たとえばカブトムシとかクワガタとかさ。そういう虫と相性良さそうじゃない?」
今まで
「星野さん、コラボの件は考えさせてください。実は私一人でやってるんじゃなくて、先生……私のアクセサリー作りの師匠と、二人でやってるんです。なので、意見をきかないと、何とも」
補うように「今は工房にいないんですけど、夏には戻ってくると思うので」と付け足すと、彼は今日と同じように口角をあげて、「じゃあ夏、またお話ししましょう」と言って握手を求めてきたのだ。そこからお互い連絡先も交換しなかったので、今まですっかり忘れていたのだが、ようやく思い出した。
「……お姉さん、お姉さん! おむすび、どれにしますか?」
気づけばキッチンカーから伸びる列の先頭になっていて、カウンターの上から店員さんに声をかけられていた。私の後ろにもまだまだ列は続いている。何の具のおむすびを買うかまったく考えていなかった私は、とりあえず目についたものを五つ、適当に指を差して急いでキッチンカーを後にした。何の具のおむすびを買ったのか、自分でもわからなくなってしまった。
おむすびを胸に抱きつつ人だかりを掻き分けていく。公園の入り口と飲食スペースに近いこのあたりは人通りが最も多い場所なので、人の波にのまれてしまい、なかなか思うように進めない。肩を左右に傾けながら、何とか前へ進もうとする。
テントに戻ったら、まっさきに先生に星野さんから持ちかけられたコラボについて話をしよう。もし先生に何か変な誤解をさせてしまっているのなら、それは私にとって望まないことだ。先生はなんと言うかわからなけれど、ちゃんと話しあった上でどうするかを一緒に決めたい。そう思う。前から歩いてくるカップルの脇をすりぬけ、自然と私の足ははやった。
「水瀬さん!」
不意に後ろから名前を呼ばれ、私は声の方を振り向いた。黒や茶色、ベージュ色、赤色など、色とりどりの革製品が並んだ大きなテントが目についた。星野さんがテントの支柱を避けながら、道までわざわざ出てきてくれた。
「水瀬さんに二回も会えて、今日はラッキーです」
「今回はブース、こちらだったんですね」
「そうなんですよ。端っこ同士で寂しいですね」
星野さんは先ほど話したときと同じように口角を上げている。私はその圧に押され、無意識に一歩下がった。
彼はときどき、相手に反論を許さないような笑顔を向けることがある。春のフリーマーケットでブースが隣だったとき、私に対する表情はそのような類いのものではなかった。しかし、彼の工房のスタッフさんに向ける表情は、親しさや敬いからくるものではないように思えたのだ。逃げることを許さない、人を縛り付ける笑顔だった。今は、そのときの同じ影が顔の上に落ちていた。
「今日、水瀬さんの先生にお会いできてよかったですよ。色々お話もできましたし」
星野さんが世間話をしてくれている間、手の中でおむすびが温まってしまって駄目にならないか、ずっと心配していた。先生はお客さんがたくさん来てしまって忙しくなっていないだろうか、ちゃんと水分は摂れているだろうか、お腹をすかせているのにブースで私の帰りを待っているんじゃないだろうか。そんなことばかりが気にかかって、星野さんの声が右から左に通り過ぎていく。
「そういえば、コラボの件、先生に聞いてくださいました?」
「えっと、まだ話せてなくて。すみません」
昼を過ぎて、太陽の光が真上から降ってくる。汗が
「そうなんですか。僕はすごく楽しみにしてるんですけどね。もう、先生に聞く必要ないんじゃないですか?」
「え?」
聞き間違いかと思った。星野さんは、かぶっていた帽子を脱ぎ、汗に濡れた前髪を掻き上げて目を細める。
「ウチは若いスタッフも多いですし、若手職人の勉強会みたいな感じで軽い気持ちでコラボしませんか? 今日、水瀬さんの工房のアクセサリーを改めて見せてもらいましたけど、先生はけっこう革細工のような感じはお好きじゃないみたいですし。それに、ねえ?」
その嘲笑を含んだ言い方を、私は聞き流すことができなかった。頬は熱いのに、つむじから爪先まで一瞬にして凍りついたようだった。彼の眼鏡の奥の目は、いつも以上に冷ややかに見える。口元を手で隠す星野さんを、私は無意識に問い詰めていた。
「それに、何です?」
「やだなあ、怖い顔しないでくださいよ。いや、僕はすごいなあ、って思うんですよ。あの眼で、よくあんな細かい細工ができるなって」
おむすびを持つ手が震えているのが、自分でもわかった。砂でも噛んでいるかのように、口の中が気持ち悪い。先生が蝉の頭だから――この人は
私はアクセサリーの作り方を、一からすべて先生に教えてもらった。ワイヤーの曲げ方も、樹脂やニスの塗り方も、木材の選び方もヤスリのかけ方も。私の作るアクセサリーは、先生の言葉と費やしてくれた時間でできている。そんな先生を、この人は。
アクセサリー工房なんて、狭い業界だ。職人同士でのトラブルなんて、すぐに知れ渡って悪い印象を持たれてしまう。先生は職人の集まりになかなか顔を出せないから、ただでさえ良い印象を持たれているとは言えないんだから。自分の中の私が冷静にそう説得しようと試みているのに、もう一人の私はぐっと噛みしめていた唇を開いてしまう。
「星野さん、コラボの件はなかったことにさせてください。先生のことをそんなふうにおっしゃる方と、一緒に良いアクセサリーが作れるとは到底思えません」
「そ、そんなふうだなんて。誤解ですよ」
ハハ、という笑い声を発しながら、星野さんは両手を広げて肩をすくめた。作業場で静かにモチーフと素材に向き合い作業をする先生の横顔が頭をよぎった。
「私は!」
きつく握りしめてしまったせいで、両手に抱えていたおむすびは
「……先生のことを、心の底から尊敬しています。人だとか蝉だとか、そんなの関係ありません。先生のつくるアクセサリーが、私は好きです。大好きです」
しばらく沈黙が続いたあと、星野さんは、「冗談ですよ」といってお茶を濁した。
ふたりの間の空気が張りつめたまま、彼はいろいろと言葉を継いでいたが、聞く気も起こらなかった。私は深々と頭を下げて、「失礼します」とだけ言ってその場を後にした。星野さんが私を呼び止める声が聞こえたが、振り返らなかった。やってしまった。胸の中は嵐のように荒ぶり、全身が熱さを取り戻していく。先生、すみません。でも私、後悔してません。そんな言い訳を心の中で呟きながら、小走りでテントへの帰路につく。
途中、人とぶつかってしまった。大きくバランスが崩れそうになった瞬間、腕を掴まれ、間一髪転ばずに済んだ。見慣れている汚れた濃紺のエプロンが目に入る。
「危ないぞ」
「先生。ブースはどうしたんですか?」
先生は私の腕を掴んだときに落としたペットボトルを拾い上げた。表面についた芝を払う。ボトルの中の水が陽の光を反射し、先生の腕に波紋を絶えず描き出している。
「もう全部売れたから、売上金も什器も全部車にしまってきた。メモがあったからテントで待ってたけど、なかなか帰ってこないから、どうしたのかと思って様子を見に来たんだ」
一人で什器をすべて片付けるのは大変だったろうに、手伝えなくて申し訳なさで胸がいっぱいになる。溢れそうになる涙をこらえることに必死で、動くことも次の言葉を継ぐこともできそうになかった。
「あーあ、崩れちゃったな」
私の手からこぼれてしまったおむすびを先生が拾う。三角形のおむすびが歪になっているのを見て、彼は残念そうに溜息をついた。落ちた拍子に形が崩れてしまったのだと先生は思ったのだろう。私は先ほどおこった出来事を上手く説明できる自信がなくて、結局黙り込んでしまった。私の表情をうかがうように、黒い
「どうした? 顔が真っ赤だぞ」
「何でもありません。ちょっと並んでた時間が長くて、日当たりしただけです」
私が顔を左右に振ると、先生は二本のペットボトルのうち一本を私の方に差し出す。いつブースに戻ってくるかわからない私のために、買っておいてくれたのだ。
「そう思って、冷たい麦茶買ってきた。早く飲んだほうがいい」
受け取ったペットボトルは買ってしばらく経っているのか、表面に汗をかいていた。ボトルのキャップを開け、口に含む。冷たい麦茶が、香ばしい香りとともに喉を通り過ぎていくのがわかる。大声を出し、渇いていた喉に潤いが戻っていく。熱さを帯びていた目の奥も冷たさで満たされていく。
「ありがとうございます。落ち着きました」
「よかった。遅くなったけど、日陰で飯を食おう」
人が集まっているスペースから少し離れた木陰で、直接地面に座っておむすびを食べる。先生が梅とシーチキンマヨネーズとおかか、私が昆布と明太子だった。具が偏っているけれども、適度にふられた塩味が空腹にとても染み渡った。私は何も言わず、おむすびをむさぼるように食べ続けた。喉につかえそうになったので、あわてて麦茶で流し込む。お腹に力が満ちていくようだった。
「そういえば」
先生は食べる手を止めて思い出したように呟いた。私は口いっぱいにほおばっている状態だったので、首だけかしげて先生に続きを促す。
「水瀬さんがつくった鍬形虫のブローチ、若い女の子が買ってった。ちょっと個性的なファッションの子で、こういう珍しいブローチをちょうど探してたってさ。良い顔してたよ」
お客さんの表情を想像すると、先ほどとは違う熱が目の奥を焦がした。指を切ったせいで、思うように細かなパーツにニスが塗れず、でも手を抜きたくないと必死に刷毛を動かしていた一昨日の夜を思い出した。よかった。この世界の誰かに好きになってもらえるアクセサリーを作れたんだ。ほっと胸を撫で下ろした。目の前を流れていく人波がキラキラと光り輝いているように思えた。
「それと」
先生はもう食べ終わったのか、おむすびが包まれていたラップを手のひらで丸めながら口ごもっている。私が不思議そうな顔をしていると、バツが悪そうに続ける。
「あの人が言ってた、『この前の話』って何?」
先生は私と目を合わさず、ペットボトルの側面をなでたり、ラップをいじくり回したりと落ち着かないようだ。しつこいと思われるのは嫌だけど気になる、と蝉の顔に書いてある。私は思わず笑いが漏れそうになったが、なんとか堪えた。
「なんでもありません。星野さんの勘違いですよ、きっと」
おむすびを食べ終わったところで私は勢いよく立ち上がり、お尻についた芝を払った。先生は腑に落ちない表情をしているが、それを無視して私は歩いていく。
「さ、工房に戻って荷解きしましょう。で、ペットボトルのお茶じゃなくて、ポットで紅茶を淹れましょう」
先生も慌てて私の後を追ってくる。少し呆れたような顔をして、私の隣を歩いてくれる。
「賛成。水瀬さんが淹れるお茶のほうが美味しいよ」
私と先生は顔を見合わせて笑った。フリーマーケットの喧騒を後にして、肩が触れない、でも決して遠くない距離で並んで歩いていく。
先生とともに過ごす四日目、心の中はいつの間にか夏空のように澄み渡っていた。
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