第2話
【睦月伽奈side】
私、睦月 伽奈は、気になっている人がいる。その人は、古原 奏汰。
普段、古原くんはみんなと仲良くしてるように見えるのだが、一定のラインを越さないようにしているように見える。例えば、プライベートとか。そのラインを超しているのは、椿谷リオンだけ。
椿谷くんと古原くんの話が聞こえたのだが、古原くんは彼女がいたことがないらしい。あんなにかっこいいのに。
「おーい、伽奈ー、お昼ごはん食べよー」
三島 一葉が来た。
彼女は私の幼馴染。女子の私でも見惚れるくらい可愛い。
2人で中庭に行ってお昼ごはんを食べる。
「ねーねー、伽奈、今日ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「え、うそ!?」
「ほんと」
「あー、えーっとー………。一葉ならいっかぁ………」
口堅いし。
「あのー………、ね、私、ちょっと気になる人がいるんだよね………」
「えぇぇぇぇええええ!?!?かかかかかかか伽奈がぁ!?!?!?!?」
「しー!!」
「ご、ごめんごめん。へぇ………、でも伽奈がねぇ。で、その人のこと、好きなの?」
「うぅーん、分からない。本当に、気になってるだけかも。クラスの古原くんなんだけどね」
「ほーほー、あのイケメンと一緒にいるイケメンねぇ」
「ね!かっこいいよね!」
でも好きかは分からないし………。まだ初恋もしてないし………。
「まぁ、まだ高1だし、時間はたくさんあるんだしゆっくり考えたらいいんじゃない?」
「うん、そうしてみる」
「そうだ!文化祭があるじゃん!!」
「そ、それがどうしたの………?」
「2人きりになったらわかるかも!」
「そうかも?」
それよりゆっくりって言ってなかった?
「じゃあ聞いてくるー!」
「早」
えっと?私は、教室に帰ろうかな?
________________________________________________________________________
ども。
睦月伽奈視点は短いです。女性の心はわからない!
童貞高校生だし!
よければこちらも。
「俺の恋愛は平凡じゃないそうです。」
URL→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054933965831
「ハロウィンのイタズラから始まる俺のラブコメ。」
URL→ https://kakuyomu.jp/works/1177354054935384033
ではまた次回!
俺の彼女と一緒にいると、すごく楽しい。 紗倉 伊織 @nekoiesakura
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