「東京創元社×カクヨム　学園ミステリ大賞」応募作

Stray Brain　〜迷走する脳〜

作者雨杜和

第４章

第1話　１５歳の闇

※誤字脱字・構文など

>　田舎の狭い世間に生きる叔父叔母たちは、堕ちた妹と父のない子を厄介者としか思っていない。

⇒「堕ちた妹」とあるので「伯父伯母」かなと。どちらが年上かどうかですが、中国の順序が「伯仲叔季」なので「伯」が上ですね。「実力伯仲」で憶えるといいですね。

※寸評

　新章はジニの過去からですね。

　婦女暴行といわれている事件は、本当にジニの行なったことなのか。

　頭部打撲による記憶喪失なら、時間経過でそのうち戻るはずなんですよね。

　それを待たずに自白を強要されるのでは、やっていなくても取り調べから楽になりたいかもしれませんね。

　自分の尊厳を貫くのは難しいですから。

　他に犯人はいないと言われて記憶がなければなおさら。

　ジニにも記憶による影響があるままだったんですね。

　ということ、本作はヒマリの記憶もそうですが、ジニの記憶も作品のテーマになりそうですね。

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