第6話 不眠症に悩む少女と隔離病棟の少年
「東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞」応募作
Stray Brain 〜迷走する脳〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175
作者 雨 杜和
第2章
第6話 不眠症に悩む少女と隔離病棟の少年
https://kakuyomu.jp/works/16817330659849711175/episodes/16817330660575575292
※誤字脱字・構文など
誤字等はありませんでした。
推敲お疲れさまでした。
※寸評
ヒマリはなにやら怪しげな実験の被験者にされたような感じですね。
催眠療法は記憶の誘導にも使いますから、あながち間違いというわけでもないのでしょうけどね。
ヒマリがジニを知らなかった理由。
逆に言うとジニとの接触で封じられた記憶が蘇る可能性もありますよね。
顛末がどうなるのか、を中心に追いますね。
ここまで3万字弱ですから、だいたい十万字とすると30%弱ということになります。
『SAVE THE CATの法則』でいうと、第2章第1話ですでに第二幕に入っていて、〝サブプロット〟(Bストーリー)で第二幕の人物(ジニですね)が登場した後で、〝お楽しみ〟ビートに入っているところです。
配分は異なりますが、過去のジニが登場したのが〝サブプロット〟の段階で、過去を〝お楽しみ〟でここまで来た印象ですね。〝お楽しみ〟は全体の20〜50%を占めますので、第一幕の高校時代のヒマリとは異なる、昔のジニが〝サブプロット〟の人物であり、第二幕では彼との交流が〝お楽しみ〟という形で表されることになります。
第3章で第一幕のヒマリとジニに焦点が当たるでしょうから、第二幕に入ってから第一幕の世界へと引き返せない主人公を見せる部分でもありますね。
配分は異なりますが、だいたい全体の50%である〝ミッド・ポイント〟ビートが第3第1話に当たるかなとも思えますね。
第2章の〝お楽しみ〟で下り坂だったので、〝ミッド・ポイント〟は「偽りの敗北」
となるかもしれませんね。
すると第3章は〝迫り来る悪い奴ら〟ビートとなって「偽りの勝利」を迎えることになります。
そこを過ぎたら〝すべてを失って〟ビートで完全にどん底まで落とされる展開が想定されますね。
第3章が実際に〝ミッド・ポイント〟になっているかを見てから、以降の構成をチェックしたいと存じまする
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