第三の儀式前、それぞれの策略 1

「第5回ドラコンノベルス小説コンテスト」応募作

【王朝流離譚】限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公には、薄っぺらな、薄っぺらな、愛情なんて迷惑でしかない〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935

作者 雨 杜和

第5章 第三の儀式:血みどろの決戦

第三の儀式前、それぞれの策略 1

https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935/episodes/16817330657565340711





※誤字脱字・構文など

 誤字等はありませんでした。

 推敲お疲れさまでした。





※寸評

 ここでポイントの確認ですよね。

 三人とも、一位になればポイント一位になれますが、シャオロンはメイリーンと同点になる可能性がある。

 しかし、メイリーンもムーチェンを助けるのはいいとしても、糸から解放するのは順位が決まってからとするべきでしたよね。もう大蜘蛛はいないんですから、食われるはずもありませんしね。

 そのあたりをぶん投げてシャオロンに責任を押し付けないほうがいいと思いますが、まあ一位を狙う上で最大の障害が生まれたからやり場のない怒りがあるんでしょうね。

 第三の儀式までは、さまざまな駆け引きがあるはずですよね。

 問題は一対一の巴戦になるのか、三人同時のバトルロイヤルになるのか。

 巴戦だと手を組むというのは難しいので、ほぼ実力が出やすい。

 バトルロイヤル方式なら、メイリーンとシャオロンが組んでムーチェンを三位に陥れればシャオロンは二位以上が確実になるので、メイリーンが連携を持ちかける可能性もあります。

 ここで見てみたいのは「シャオロン一位、メイリーン二位の同点」での決着方法ですが。

 おそらくポイント計算をしながら読んでいる方は、そこに焦点を絞っているかもしれませんね。

 巴戦ならムーチェンの一位は揺るがないでしょうし、シャオロンは長距離の弓装備だから一対一でメイリーンと戦うことになると分が悪い。英才教育を受けてきたふたりに比べればそもそも戦闘能力自体は低いでしょうしね。

 ここからどのような前提が出来上がるのかで、第三の儀式の形が決まってきそうです。

 そのための駆け引きをじっくりと読ませたいところですね。




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