生き残りゲーム:森のサバイバル対決 5

「第5回ドラコンノベルス小説コンテスト」応募作

【王朝流離譚】限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公には、薄っぺらな、薄っぺらな、愛情なんて迷惑でしかない〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935

作者 雨 杜和

第4章 策謀と魔物との戦い

生き残りゲーム:森のサバイバル対決 5

https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935/episodes/16817330657366797165





※誤字脱字・構文など

> 瑞泉山や白龍への特別な信仰もない、なんて、言えない。

⇒おそらく「白龍神への」かなと。





※寸評

 ムーチェンが抜け駆けをしましたが、少なくとも行きはなにがしかの罠があって然るべきなんですよね。少なくともあと少しで山頂に届くところまでは一緒に行動したほうがいいとように感じますけど。

 まあそれだけ一位を獲りたいことの表れなんでしょう。

 それを言葉ではなく行動で見せたのがよいですね。

 口にしなかったからこその覚悟や信念を感じさせます。

 メイリーンは最大の敵となりうるムーチェンを最下位に沈めてしまえば一位が獲れると計算しているのでしょうね。

 だからこその共闘でシャオロンに第二の儀式の一位を約束しているのですから。

 シャオロンとしては計算外になることを狙っているのか、単純に儀式をこなして成り行きで順位が決まればいいとでも考えているのかな。まあ最優先は生き延びることでしょうからね。「命大事に」ってところでしょうか。

 シャオロンがこの儀式に懸ける思いってふたりほど強くないんですよね。

 金貨五十両をせしめて逃亡したいっていうのが本音っぽいですし。




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