第一儀式が終わって 3
「第5回ドラコンノベルス小説コンテスト」応募作
【王朝流離譚】限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公には、薄っぺらな、薄っぺらな、愛情なんて迷惑でしかない〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935
作者 雨 杜和
第3章 ダンジョンに挑む
第一儀式が終わって 3
https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935/episodes/16817330656866593191
※誤字脱字・構文など
>「それは、嘘ね。なんていうか壮大な嘘を考えたわね。笑っていいわよ」
⇒この言い方だとウーシャンに笑ってもいいと言っているように読めます。
おそらくは「笑っていいわよね」としてシャオロンが笑うことを求めているのではないかと。
>民にとって、儀式に勝てない現王は怨さの対象でしかない」
⇒「怨嗟」かなと思いますが、これは「えんさ」と読みます。ルビの振れるWeb小説であれば、交ぜ書きせずに「
※寸評
なるほど。ワンヨはあえて無資格者を送り込んで戦う前に負けるように仕向けたかったのですね。王弟のジャオンイーの意を受けて。そういえば「ジャオンイー」の名は今までに出てきていましたね。
それに気付いたヘンスがワンヨを出し抜く形で、正しい適格者であるシャオロンの引き渡しに成功したと。
ワンヨがヘンスの素性を知っていたら、ヘンスは殺されないことになるわけですね。王族に弓引いたと言われかねませんから。
それにしても、ウーシャンは暴露話をここでした理由は、逃亡を防ぐためなのでしょうかね。
スーリアンから「逃げたそうだ」との連絡が入ったのかな。
まあ王族に連なる者としても、そのような環境で育っていないので、はいそうですか、とはいきませんよね。
本当にタイミングが悪い。
やはり初めて王城に連れてきたときに話しておくべきだった。
第二の儀式は、いよいよ野営を伴うクエストになりそうですね。並みの王族相手なら貧民窟育ちのシャオロンは有利っぽいですが。さて、どうなりますやら。
あとはどれだけ機転が利くかどうか。
野営能力は高くても、知識量では圧倒的に不利ですからね。
最低でも一勝は欲しいですし、メイリーンの一位を全力で阻止しないといけない。
第二の儀式ではムーチェンとシャオロンは手を組んでメイリーン阻止に動くことになるのかな?
インターミッションも終わるでしょうから、そろそろ第二の儀式に焦点を移しましょうか。
儀式直前の話はありそうですけどね。
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