美しい天上の王国と冷たい皇子 4
「第5回ドラコンノベルス小説コンテスト」応募作
【王朝流離譚】限りなく無慈悲な皇子の溺愛 〜超絶不憫系の主人公には、薄っぺらな、薄っぺらな、愛情なんて迷惑でしかない〜
https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935
作者 雨 杜和
第1章 貧民窟と王都
美しい天上の王国と冷たい皇子 4
https://kakuyomu.jp/works/16817330655694416935/episodes/16817330656013703347
※誤字脱字・構文など
> ウーシャンの白く清潔な袍衫が、外から入る心地よい風に、ふんわりと揺れている。
⇒これもシャオロンが「袍衫」を知っているのかが気になりますね。
またグーグルに聞いたところ、
>(纊(新しいまわた)を入れた服を繭といい、縕(古いまわた)を入れたのを袍という。 また襌(ひとえ)に仕立てた衣服を絅といい、綿を入れないのを褶という。) とある。 また唐においては「袍」というのは冬の常服の上衣で、夏の裏無しは「衫」と称した。
⇒と書いてありました。袍と衫は別物のようなのですが、この表記でよろしいのでしょうか。
※寸評
貧民窟は流刑地だった。そして官吏も実は新たな流刑者だった。
これは真実を知らなければ不思議な構図ですよね。
山頂が平たく、下に行くほど細くなる。貧民窟は崖のようになっていて、犯罪者が落とされる。流刑者とその末裔が暮らす場所。
ということは時代劇でいうところの「一族郎党、島流しの刑」といったところなのかな? 現在の日本では親の罪は子に及びませんが、そういう昔を意識した世界観なのですね。
古代中華風ファンタジーというところですね。
世界が四角くて、巨大な亀の甲羅の上にあって、海の水はそこ端からこぼれ落ちているような、古代中国の世界地図がありましたっけ。
あのようなものを思い浮かべました。
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