平安の世、陰陽師と姫君 4

陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者 雨 杜和

第一部 平安時代「深草の女房日記」前編

平安の世、陰陽師と姫君 4

https://kakuyomu.jp/works/16816452219750143893/episodes/16817330648519881496




※誤字脱字・構文など

 誤字等はありませんでした。

 推敲お疲れさまでした。




※寸評

 法光の衰え方にばかり筆が向かっていて、肝心の「姫」の描写がやや薄いですね。

 まあ深草の女房が「姫」と同じ部屋にいるわけではないので、書きようがないんですけれども。

 姫があまり主張せず、法光の病的なまでの執着ぶりを際立てたいという意図でしょうか。

 とくに長編小説では「この回はなにについて書きたいのか」を明確にしておくと、読み手も疲れませんし、書き手も過たず情報を伝えられます。

 今話で「法光の病的なまでの執着ぶり」を書きたい意図であればよいとするのも、この一話を無駄に使わず、全体から見て意味のある回でなければ話が死にやすいからです。

 とくに今話は1800字と短いので、無駄な情報はありませんよね。

 このような「明確な意図を持って書く」ようにしてみてください。

 「構成」でどういうふうに話を展開させていこうかと考えていたわけですから、原則はそれに沿って書くべきです。しかし書いていくうちに「書かなければならないことが多すぎた」や「書くことが少なすぎてすぐエピソードが終わって短くなってしまう」ということが必ず発生します。

 そこを臨機応変に対応していくことで、安定して連載していけるようになりますよ。



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