幽閉された兼家の姫 1

陰陽師の呪縛 〜男を必ず落とす超モテ女の秘密〜

作者 雨 杜和

第三部 現代編「二十一歳、三十三歳」

第二章 平安時代「深草の女房日記」後編

幽閉された兼家の姫 1

https://kakuyomu.jp/works/16816452219750143893/episodes/16817330652324733821




※誤字脱字・構文など

> ひっそりと幽閉された姫の存在は、華やかな表舞台から忘れ去られ、いつしか開かずの土蔵の存在も、人びとからも忘れ去られた。

⇒「の存在○、〜忘れ去られ」の形が二回続く文型です。

 これは韻律でリズムを作るものですが、後半の部分がわかりづらいですね。

 ここは「いつしか開かずの土蔵の存在も、人々から忘れ去られた。」か「いつしか開かずの土蔵の存在さえ(すら)、人々からも忘れ去られた。」あたりにすると前半の文型に近づきますので、留意してくださいませ。格助詞「も」は格助詞「が」「は」と同等の強さを有しますので、使い方がひじょうに難しい助詞です。

 いちおうですが、助詞「も」と助詞「からも」は別物なのですが、助詞「から」と助詞「からも」も別物なので、対比として使いづらいのが難点です。




※寸評

 これは第一部から第二部への橋渡し部分ですね。

 今日の「読む」が終わり次第第一部から順に再度読み進めてまいります。

 新しいコメントを書いても、変更しただけではわからないかもしれませんので、近況ノートで添削の進捗具合を並行して書いてまいりますね。

 本話は第一部を読まないとつながりがはっきりしないため、判断は保留致します。



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