デトロイトの危険 2

彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

作者 雨 杜和orアメたぬき


第四章

デトロイトの危険 2


https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16817139555569372227



構文と誤字脱字など

> コービィはのんびり歩いているが歩幅が広く、早歩きしないと置いてきぼり食いそう。

⇒「置いてきぼりを食いそう」かな。



>派手なシャツにれよれジーンズを着た太った男たちで、いかにもたちが悪そうだ。

⇒「派手なシャツによれよれジーンズを着た」か「派手なシャツによれたジーンズを着た」かかな。




※構成と展開について

 私は海外に行ったことがないんですよね。なので、その土地を知らない人が読んでどう感じるかをアメリカ編の添削では重視していきます。


 アメ様の文体から、現地特有の空気感のようなものが漂ってきますね。

 そしてまずはデトロイトの手荒い歓迎というところでしょうか。

 どのくらい危険な場所に来たのか、読み手へ効果的に伝えていますね。

 そして櫻子の調査が困難を極めそうなところも感じさせます。

 ピックアップトラックの車高が高いというところは、今回のようになにか踏んでも車体に影響が出ないための工夫なのかな?

 運転を任せていたコービィが面倒に巻き込まれたくなさそうにしていますね。まあかかわりたいと思う人のほうが少ないですけど。


 ここからひとつ立ち回りを見せるのかな? まあ仕掛けたのが囲んでいる男たちのようですから、コービィは戦わざるをえないかもしれませんね。

 頭脳派弁護士の櫻子と肉体派バウンティハンターのコービィというキャラクターの対比を見せつけるにはうってつけのシチュエーションでもあります。


 たとえアメ車であったとしても、自動車乗りの櫻子が「ドアロックの仕方もわからないものなのかな?」とも。それだけ慌てていたというところでしょうか。それとも構造がちょっと特殊なのかな?

 ここで櫻子がドアロックできない状況が「アメ車の特殊性」に由来するのか「櫻子が慌てて冷静に判断できないこと」に由来するのか。このあたりをはっきりさせたくなりますが、次話で語られそうでもありますから、そこの説明はだいじょうぶかな、と思います。



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