血のつながらない兄 2

彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】

作者 雨 杜和orアメたぬき


第二章

血のつながらない兄 2


https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16817139557132636526



構文と誤字脱字など

> 薄暗い照明のなか、妖艶ともいえる美しい顔が無表情で鏡に写っている時を、わたしは驚き、思わず怒ってしまう。

⇒「鏡に映っている時、」ですね。



>兄の笑顔には壊滅的な破壊力があった。

⇒ここは厳密には「壊」の字の重複なのですが、「比喩」なのでまあこのくらいはだいじょうぶでしょう。



> ある日、わたしが見つめているの知ると、口もとを軽くあげて笑った。

⇒「わたしが見つめているのを知ると、」「わたしが見つめていると知ると、」のいずれかですね。




※構成と展開について

 当面兄ジオンの昔話が続くのかな、と推察します。

 できれば物語を前に進めていただきたいところですが、兄ジオンについての基礎知識がないとこれから先を理解できない作りになってもいそうなんですよね。

 おそらくですが、兄の死を確認するためにデトロイトへ行く直前までこの調子かもしれません。

 その場合は、クッションで「現在の櫻子」に言及した1話が挿入されていると、場面転換がスムーズに進むと思います。

 ちなみにジオンと若干性格がかぶっております、私(笑)。

 基本無口ですし、我関せずだったり、見た目はただのおっさんですが……

 Σ(゚∀゚ノ)ノキャー



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