美しい依頼人 4
彷徨える王【心理サスペンス:横溝正史ミステリ&ホラー大賞応募作品】
作者 雨 杜和orアメたぬき
第一章
美しい依頼人 4
https://kakuyomu.jp/works/16816927863278356267/episodes/16817139556967550076
構文と誤字脱字など
>少なくとも綾乃の夫に会い、調査料を実費を差し引いて藤川家に返却すべきだろうと思う
⇒「調査料の実費を差し引いて」ですね。
>その日の午後から、戻り梅雨のような雨が降った。
⇒「雨」の字が重複していますが、「比喩」として使った場合はあえて避ける必要はありません。
>その内の一軒に『藤川』と毛筆で書かれた表札が威嚇するように張り付いていた。
⇒「威嚇するように」はなかなかいい比喩ですね。「厳かな」と書きそうだけど「威嚇する」という比喩がなかなか出ないので、ここは注目を惹けますね。
※構成と展開について
想定どおり、綾乃が害された。すると思い浮かぶのは綾乃が話していた人たち。
主人、その浮気相手の女性、そして意外にも手伝いの女性。
ただ戸隠所長、恵子ちゃん、またしても自分という落ちも考えられそうですね。
推理小説の鉄則としては、犯人を三人から四人くらいに絞り込むる。
そのうえで、完璧なアリバイがある人が真犯人になりがちですね。
不自然な入金と委任状で、櫻子は弁護士の情報網を活かして死因と犯人を探さなければならない。
まずはミステリーの王道で展開していますね。
次回で「美しい依頼人」が終わりますので、そこまでを読んだら第一章の寸評を書こうと思っております。
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