第三十四話 新たな強力な協力者
サファイアオブプリンス
作者 サファイア
第五章 奇跡と仮面
第三十四話 新たな強力な協力者
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885438097/episodes/1177354054891424321
構文・誤字脱字等
> 谷村が大聖堂で笑み浮かべていた頃、シュテルたちは共通エリアの中心にある待ち合わせ場所に到着した。
⇒「笑みを浮かべていた頃」ですね。
>「四十六階のAルームとに行くよ」
⇒「四十六階のAルームに行くよ」ですね。
> 周りを確認したと三人を自分のとこへ近寄らせ小声で話す。
⇒「周りを確認した三人を」ですが、助詞「を」が重複しています。以下くらいが適切かと。だいたいの助詞「を」の重複は、このような文章をあえて難しくしているだけですね。
> 三人が周りを確認したのち自分のとこへ近寄らせて小声で話す。
>「もしもし」
>「シュテル・アルフォード様ですね?」
>「誰だ? 君は?」
>「私は谷村寛二様の監視者です」
>(谷村君の監視者だと?)
>「つかぬことをお伺いしますが、貴方様はどちらにいらしゃいますか?」
⇒電話などの機械音もカギカッコで表記してしまうと、受け答えがわかりづらくなります。たとえば〔〕や〈〉などで囲って機械からの音声であることをわかりやすくするのも一手です。そうするとここで挙げた最後の会話文がシュテルなのか監視者なのかがわかります。
>「『倉庫港』? 分かった。彼に『勉強会の後に大事な用事があるから、夜ぐらいになる』って」
⇒普通は「彼に『〜』って伝えてくれるかい」のような表現になりますよね。
>「いや、逆だ。行かないと、何を仕掛けてくるかもしれない」
⇒「何を仕掛けられるかしれない」「何を仕掛けてくるかしれたものではない」「何を仕掛けてくるかもわからない」あたりですね。
>「オマケに最高に良い匂いだし、カーペットがフワフワ!」
⇒カーペットは普通「フカフカ」ですね。フワフワは手触り、フカフカは足で踏んだ感触を表します。
>それぞれサファイア、ルビー、エメラルド、シトリン製の扉に相当の価値があるであろう何十枚の絵画。
⇒「数十枚の絵画」ですね。「何十枚」だとただの数ですが、「数十枚」だといくらでもあるような印象を受けます。
> 向かい側の窓には東京の都会の光景も見えた。
⇒上層階から「東京の都会の光景も見えた」のなら、人工島アーサーは東京湾や伊豆諸島にあるのでしょうか。この情報は第一話で書いておくべき設定ですね。
> そこにテーブルの席に志村とスキンヘッドの老人の姿が座っていた。シュテルたちは、向かい合う形で座った。
⇒「そこに」は要りませんね。
>「その前にさ、この爺さんは?」
⇒これはちょっとふさわしくないかなと。「このお爺さんは?」ではないでしょうか。
※構成と展開について
上記しましたが、都心の眺望が楽しめる場所に人工島アーサーがあるのなら、「東京湾」か「伊豆諸島」あたりにあると想定できますよね。
それを第一話に書いておけば、「現代ファンタジー」として成立しますので、必ず第一話に人工島アーサーがどこにあるのかを書いておきましょう。
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