第二十七話 スキルメディカルとシュテルたちの進化

サファイアオブプリンス

作者 サファイア

第四章 聖女の騎士団

第二十七話 スキルメディカルとシュテルたちの進化


https://kakuyomu.jp/works/1177354054885438097/episodes/1177354054890031527



構文・誤字脱字等

> カリーヌはシュテルの左腕に笑顔で抱きついた。彼は幸せな表情で彼女の頭を優しく撫でた。

⇒ここでは主体が切り替わっているので、後文もカリーヌを立てた言いまわしのほうがよいですね。

> カリーヌはシュテルの左腕に笑顔で抱きついた。彼もそんな彼女の頭を優しく撫でて幸せな表情をしていた。



>どうやら、スキルメディカルのようだ。

⇒「スキルメディカル」というものの存在は初めて登場するはずですが、読み手への説明がありません。わからないものに「どうやら、スキルメディカルのようだ。」と書かれても読み手の頭にはなにも浮かばないのです。

 ですから「スキルメディカル」の説明を手短にしてください。



>「カリーヌ、静かに」

>

> 残りの三人はシュテルの指示に従う。すると、部屋の外から近づいてくる足跡が聞こえて来たのだ。

⇒「カリーヌ」と問いかけられて「残りの三人は」とすると言葉を発したシュテルとカリーヌ以外に三人いるように読めます。ここは「残り二人も」か単に「三人は」のいずれかにしましょう。

 あと聞こえてくるのは「足音」ですよね。




※構成と展開について

 謎の黒服男の言うことを、あまり意に介さず信じてしまうのはご都合展開ですね。

 もう少し「これこれこうだから信用できる」というやりとりが欲しいところです。

 今の状態だと「ねえ皆、これってどんなものかな。試しに打ってみよう」っていう薬物中毒者のような心境になってしまっています。

 もう少し疑ってもよいのではないでしょうか。

 そして半信半疑で誰かひとりが先に打つ。それによってどんな変化が起こるのか。

 「アーサーの眼」も説明書きを読んでから打つべきでしょう。

 そういう展開があったほうがリアリティーがあってよいですね。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る