真紅の衣装を身にまとい
紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜
作者 雨 杜和orアメたぬき
最終章
真紅の衣装を身にまとい
https://kakuyomu.jp/works/16816700429630458363/episodes/16816927862881531639
構文と誤字脱字など
>アロール王府の干するとなれば、わたしは、他国の侵略に手を貸すことになってしまう」
⇒「アロール王府が干渉するところとなれば、」かな。「アロール王府が関与するとなれば」のほうがより適切だとは思います。
> 数日後、ランワン王府では、王の譲位式が行われると報告が来た。
⇒「数日後、ランワン王府で、王の譲位式が行われると報告が来た。」かな。
> 正式な使節団として、アーロフ王府の第三王子青飛龍(リュウセイ)は国境問題の解決と譲位式への出席する手はずになった。
⇒「アロール王府の」ですね。
> わたしは化粧台を前で、戦闘服を着るように化粧をした。
⇒「化粧台の前で」「化粧台を前にして」のいずれかです。「着るように」の「に」は形容動詞「ような」の連用形なので助詞「に」ではありません。なので「化粧台を前にして」でもかまいません。助詞「を」は重複していますが係り受けがともに近いので、それほど読みづらさはありません。実は重文になっているんですね。
ただ「化粧をした。」の着地がよくありません。「戦闘服を」と助詞「を」の重複になっています。また「化粧台」と「化粧をした」で「化粧」が二回出てきます。普通化粧台で行なうのは化粧ですから、あえて「化粧」と書く必要はありません。
ちょっと違うのですが「身綺麗にした。」とかありがちですが「紅を引く」とか。
「身綺麗にする」は身なりや身の回りを清潔でさっぱりさせること、「紅を引く」は「化粧をする」の類語で慣用句なので助詞「を」の重複を心配せずに済みます。
で、ここまで書いて気づいたのですが「彩る/色取る」なんてどうでしょうか。
色をつけることを表し、化粧するの語彙でもあります。
> わたしは化粧台を前で、戦闘服を着るように頬紅で彩った。
⇒こう書くとやや化粧している感じがしないかもしれませんね。ただ、「化粧台を」「化粧する」が多少は改善されています。
※構成と展開について
麻莉が決めたのは父と弟を救出することでした。
血を流さず救出できればハッピーエンドに近づけますね。
ここから最後の大一番へと向かうわけです。
どのような妙手で解決し、ハッピーエンドを手繰り寄せるのか。
選考さんやその先にいる女子中高生に届くような展開を目指しましょう。
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