第十一話 カリーヌと謎のオカマ
サファイアオブプリンス
作者 サファイア
第三章 格差社会
第十一話 カリーヌと謎のオカマ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885438097/episodes/1177354054887438604
構文・誤字脱字等
> 夕方 共通エリア 道路
⇒何度でも書きますが、状況設定をこのように書くのはやめましょう。
> 授業を終えシュテルが自宅に向けて帰っていた。
⇒ちょっとおかしいですね。「帰宅に向けて歩いていた。」程度がよさそうです。
ですが、この先を読むとこの文がまったく要らないことがわかります。
> 自宅に向けて歩いていると…下流階級の男子三人が何やらこそこそと会話している。
>「なぁ、先月の男の焼死体の件どうなっただろうな?」
>「確か、倉庫に車で衝突して炎上したそうだな」
>「そうだな、とんだ事故だったな。」
>「どうしたんだい? 何やらこそこそ話しているけど?」
⇒「何やらこそこそと会話している」という地の文があるのに、シュテルの会話文で「何やらこそこそ話しているけど?」と書いてしまうと蛇足感が強いです。
地の文のほうを「下流階級の男子三人が顔を寄せ合っていた。」あたりにすれば表現としても合っているようですね。
>「シュテル様!? いや、先月上流の皆様が住んでらしゃる付近で起きた事故の話をしてまして!」
⇒「住んでらっしゃる」ですね。
> シュテルは、新聞に載っていた事故の記事を思い出し言った。
⇒単純に「思い出した。」でじゅうぶんです。
> 財閥階級生活地域
⇒さすがに同じことを言われるのは嫌かなと思いますので、このような場面の情報を地の文で書くのはやめてくださいね。けっこうこの指摘をしているので、そろそろ頭に入ったと思います。これからは指摘をスルーしますが、指摘はあるものだと思ってくださいませ。
> シュテルは、自分が住んでいる生活地域にたどり着き彼の心に安心感が広がる。
⇒なぜ「彼の心に安心感が広がる」のでしょうか。誰かに狙われていたのでしょうか。そんな情報はありませんでしたよね。なぜそうなったのかを説明しましょう。
>(さーて、お風呂入って僕のこの美しい体を撫でながら楽しんで行きますか! ウフフ!)
> ナルシスト感満々の考えをしながら自分の部屋があるマンションへ向かうと…
>「良いかしら? 彼にチクってもいいのよ?」
>「やめて! お願いながら、彼にチクらないで!」
⇒「お風呂に入って」「お願いだから」ですね。
> シュテルは、カリーヌがいじめられている!そう思って走って行こうと思ったが…念のため慎重に忍び足で向かって隠れながら角から見るという行動を取ることに…
⇒「行動を取ることに……」なんて書く必要はありません。「忍び足で近づいて隠れるように角から見ると。」でよいですね。
>「まぁ、良いわ! あんたの謝罪に免じて許してやるわ…口止め料は、取り消しやるから感謝しなさい…しかし、次やったら…終わりと思えよ?」
⇒「取り消してやる」ですね。
>「もう二度、恩を仇で返しないでね?」
⇒「恩を仇で返さないでね?」ですね。
> それを聞いたカリーヌは、一時恐怖の表情になり、涙をながして泣いた。
⇒「涙を流して泣いた。」ですが、たいてい泣けば涙が流れるものなので、ここは冗長かなと思います。すぐ下の会話文に「ん? どうしたんだい? カリーヌ? 涙をながしているけど?」とあるので、やはり「一時顔がこわばり、そして泣き始めた。」くらいでよいでしょう。
> シュテルが分からない演技をして尋ねると、カリーヌは、涙を手で吹いて立ち上がり言った。
⇒「涙を手で拭いて立ち上がった。」ですね。次が会話文の場合あえて「言った」と書かなくても伝わりますので省きましょう。
> 笑顔を見せたカリーヌは、足早へと自宅へと帰った。
⇒「足早に自宅へと帰っていった。」くらいでよいでしょう。
> シュテルは、オカマの発言に気になるも自宅へ帰った。
⇒直前でカリーヌが「自宅へと帰っていった」わけなので、同じ言葉を使わないように島しょう。どうせシュテルも自宅へ帰るのですから、あえて書く必要はありません。
> オカマの発言が気になった。
⇒とだけ書いてもじゅうぶん読み手に伝わります。
※構成と展開について
カリーヌが弱みを握られているようですね。これは新展開です。
それがシュテルにどうかかわってくるのか。
少し考えますね。
第二章の二話目なので、さまざまな新展開が出てくるのでしょう。
きちんと全体をマネジメントしながら書いていきましょう。
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