現世でも、わたしの男。

紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜

作者 雨 杜和orアメたぬき

第2部 反乱

現世でも、わたしの男。


https://kakuyomu.jp/works/16816700429630458363/episodes/16816927862674682707



 覚えている。彼はいつも、こんなふうにわたしの額の口づけをしては、天界に戻って行った。

⇒「わたしの額へ口づけをしては、天界に戻って行った。」「わたしの額に口づけをしては、天界へ戻って行った。」のいずれかがわかりやすいと思います。




※構成について

 現世に意識が戻ってきて、ここからリスタートという段階ですね。

 過去世が短かったので、ほんのちょっとの寄り道で済んだのは大きいです。

 物語はあくまでも現世で勝負するべきですからね。

 過去を振り返ったり、未来へタイムスリップ下としても、現世が肝心です。


 展開について

 過去世から現世へ意識が戻ってきて、いよいよ物語が本格的に動き始めますね。

 ここからどんな作品になっていくのか。

 甘々な展開がやや薄いかなと思わないでもないですが、甘々過去世から帰ったばかりですし、ここではそこまで甘々でなくてもバランスはとれていると思います。

 読み手が読みたいのは「麻莉とリュウセイの物語」なので、過去世をあまり強く描いてしまうと、そちらに持っていかれかねません。

 全体のバランスを考えて、きちんと「麻莉とリュウセイの物語」を表現できるかどうか。そこが大切ですね。



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