けた違いの力の差

紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜

作者 雨 杜和orアメたぬき

第2部 反乱

けた違いの力の差


https://kakuyomu.jp/works/16816700429630458363/episodes/16816927862507388364



致命的なほど遅らせるほど、王公苑に付け入る隙を与えてしまった。

⇒「ほど」が2回出てきます。ここは「致命的に遅らせるほど、〜」か「致命的なほど遅らせてしまい、〜」あたりが適切だと思います。




※構成について

 前回に引き続き逃亡中。

 日をまたぐので致し方ないのですが、ちょっと縮めてまとめる方法もあります。そうして後半の重要な場面で余らせた文字数を使い切る、とか。

 1話で書く文量の目安をつけて、何話で募集要項に到達するかをあらかじめ知っておく。

 そのうえで、情報に密度の差をつくり、じっくり読ませるところと、軽く読み流せるところを交えていくと、恋愛ものとして甘々のシーンに文量を振り向けられて、若干有利に働くかもしれません。


 展開について。

 逃避行が続きますね。全体の文量から逃亡にかかる割合を考えると、そろそろギリギリかなと感じてしまいます。

 そこで最後にタイトルの「紫龍」が出てくる。これによって本話は必然となって物語で必須の展開になるのです。

 だからここで「紫龍」が出てこなかったら、あまり意味がない1話になっていたかもしれません。

 女子中高生がターゲットなら、あまり国際関係がどうのこうのよりも、好きな異性と甘々な恋愛を体験したいなと考えるでしょうから。

 だからある程度の情勢は展開として必要ですが、今作ではそれほど大きな意味は持ちません。

 もちろんハッピーエンドにするための「布石」として活きてくると思いますので、ある程度の情勢は追うようにしてください。



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