紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜

作者雨杜和orアメたぬき

第一部　出会い

官能の夜

「はい、短い時間でもいいのです。あなたの過ごした思い出が。

⇒「あなたと過ごした思い出が。」ですね。

彼女が突然敷布をめくった。

⇒「しきふ」のルビが「突然敷布」にかかっています。範囲選択しましょう。

※構成について

　ついに一夜をともに明かしたふたり。そしてリュウセイとの別れ。

　前回珠花がお膳立てした状況を活かしたわけですから、この構成は必然ですね。

　本話か次話で第一部が終わるとは思うのですが、麻莉がどのような心で折り返しを迎えるのか。これを意識して構成を組み立ててください。

　たいせつなのは麻莉の心、気持ちです。

　展開について

　リュウセイと一夜を明かし、朝になって彼と離れ離れになる。

　麻莉は王女の立場に戻ることになるのですが、それが王寧寧あたりとどう絡んでくるのか。

　また青飛龍は前半のうちに登場するのかどうか。

　これからが楽しみな展開に仕上がっていますね。

　キャラクターの心を丁寧に書くことについては定評がありますので、そこを最大限活かした原稿に仕上がるとよいですね。

　アメ様はとくに女性の心を丁寧に書けるので最大限に活かせたら、対象年齢は少しズレますが「ビーズログ文庫大賞」でもかなり善戦できると思います。

　キャラクターここでは「麻莉」の心の動きをできるかぎり丁寧に描写して、女子を惹きつけることを意識しましょう。

　そうしてこそ、甘々な恋愛シーンがより映えるはずです。

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