彼から視線を外すことなんてできない
紫龍と姫と、男たち〜魔性の放浪楽士と王女の恋物語〜
作者 雨 杜和orアメたぬき
第一部 出会い
彼から視線を外すことなんてできない
https://kakuyomu.jp/works/16816700429630458363/episodes/16816927861890749548
文章上の瑕疵は見当たりませんでした。
明日もう一度確認してみますが、まだ睡眠導入剤を飲んだばかりなので、判断は正確なはずです。
※構成と展開について。
今回は再び珠花の別宅にリュウセイを呼んだ場面ですね。
翌日に同じことをするわけですから、構成としてはこれでよいですね。
そして麻莉がリュウセイとふたりきりになって、かなり慌てて、なんと言えばいいのか言葉が見つからない状態。
この慌てぶりがリアリティーを感じさせます。
女子中高生で小説を読む子たちを視野に入れても、このくらい感情がわかりやすいと共感できると思います。
ここまで慌てて、その結果麻莉がどんな言葉を選ぶのか。
それを考えさせるのに最適な展開です。
第一話のお人形さんの頃から、自分たちと同じように感じている主人公に成長してきたことで、さらなる共感を呼ぶはずです。
女子中高生が対象なので、感情をちょっとオーバーぎみに書いていただいています。
このくらいあからさまなら読み間違える心配はありません。
惹きもうまいですし、興味を駆り立てられる文体だと思います。
ここで約30,000字なので、リュウセイとの関係を「承」する段階です。
約50,000字までに、いかにリュウセイと気持ちを疎通できるか。
どれだけ麻莉とリュウセイが近づけるのか。
これが吸引力となって「承」を駆け足で読ませるのです。
まあアメ様のことですから、ここからさらにさまざまなことを起こすのでしょうね。
それを見守りたいと存じます。
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