非公開作品のためタイトル、著者名、URL等は割愛致します。(2-14)
田中さんは横たわる井氷鹿の元に向かって歩み寄る。
⇒「元に」「向かって」はほぼ同義なので、どちらかだけでかまいません。
※以下は、第二部の総評と、今回の構成と展開をすべて含みます。
まずアスカは篠木の病室を訪れる。そして篠木も神や魑魅魍魎が見えるようになっている。そして魑魅魍魎化された田中さんの話が入る。
そこからが田中さんを中心とした話へと流れていきますね。
著者様の意向として「アスカ・篠木・田中」の三名が主役なのか、「アスカ・ヒバリ・ヒナ」が主役なのか。これを明確にするべきでしょう。
あくまで第一章は「アスカ・ヒバリ・ヒナ」が主役で、第二章は「アスカ・篠木・田中」が主役なのかもしれません。このあたりは少し考えるべきでしょう。
現時点ではこの5名が主役つまり主人公格ということになります。
するとちょっと話があちらこちらに飛びやすいのです。
物語で追うべき人物が増えると、それだけ物語が散漫になりやすいので注意してください。
例で挙げましたが、「一章につき主役三名」に絞ると追うべき人物が減るので、物語を把握しやすくなります。
第一章、第二章で48,254文字で、ちょうど10万字の半分まで来ています。
もし前述したふた通りの主役三名で構成しているとしたら、第二章まではこの構成と展開で問題ありません。これは「主役は誰か」によって適切な構成が変わってくるからです。
もし著者様がこの物語は「アスカ・ヒバリ・ヒナ」の三名が主役の物語です、だとすれば、第二章は構成を大きく変えなければなりません。主役ではない田中の描写をこれほど増やしてしまうと蛇足に過ぎるからです。
残りを仮に第三章、第四章として終わるのなら、それほど文量も多くはないので、「一章につき主役三名」に絞ってみてください。
まあ最終バトルは五名全員出して総攻撃してもかまいません。
そしてその後どんな世界になって終わるのか。
そこまで考えて、残り半分を書いてみてください。
そうすれば、いちおう筋の通った物語になるはずです。
本投稿では「1話1シーン」にして、物語をサクサク読めるようにすること。
そしてできるかぎり主人公格の主役の数を増やさないことを徹底してください。
この物語は「アスカ・ヒバリ・ヒナ」が主役なのか、「アスカ・篠木・田中」が主役なのか。そこをきっちり判別してくださいね。
それでは第三章以降に期待してお待ちしておりますね。
私のエッセイに書きましたように、私もこれから長編小説を執筆するので、若干添削のレスポンスが遅れる可能性がありますことを先にお詫びしておきます。
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