28 真実の姿

八時の魔法~記憶喪失の僕は、猫になってクール系タラシの女子大生に拾われる~

作者 水涸 木犀

3章 僕と彼女と未開の未来

28 真実の姿


https://kakuyomu.jp/works/16816700429221531909/episodes/16816927859871052395



 黒服の男への警戒感の描写が見事ですね。

 直接会話が成立しないのもあって、新鮮なやりとりでした。

 なんとか昴を信頼して、話が終わったところでついに本名が!!

 やはり「江戸家猫八」ではなかったか!! ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン


 ひとつ不思議な点があるとすれば、「猫になったときの記憶がない」のを昴が名前を呼べば意識があるのでは? という前提でしたよね。それってひっきりなしに名前を呼ぶのではなく、一度呼んだだけで意識を保てたのだろうか、という点です。

 そう考えると、少し展開が強引に映ります。

 ハチと呼ばれてどのくらいまで意識を保てるのか。

 この見極めもなしで、単独行動させるのが合理的だったかどうか。

 まあ二十代でそこまで頭も回らないかとは思いますが。

 そこが妙に気になりました。


 それ以外は展開の不備はありません。

 次話が楽しみになる展開でした。



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