消えたハーフエルフ

ヴィトセルクの男〜血に魅せられた夜のイケメンたち〜【戦うイケメン参加作品】

雨 杜和orアメたぬき

消えたハーフエルフ


https://kakuyomu.jp/works/16816927860301222497/episodes/16816927860988346368



 不安が少しづつ心にしがみついていく。

⇒現代表記だと「少しずつ」ですね。



それよりも不安が増したことで、森と城がひとつの生き物で怪物のようにも感じる。

⇒「怪物のようにも感じられる。」ですね。



どこか別の場所に行ったのかもしないのだ。

⇒「かもしれないのだ。」ですね。



「はあ、遠出をされましたので、今は部屋で、お休みになっております」

 と、女の声が背後から聞こえた。

「誰がお休みなのかしら」

⇒この「と、女の声が背後から聞こえた。」で聞こえた声は前の「はあ、遠出をされましたので、〜」のほうか、後ろの「誰がお休みなのかしら」のほうか。この書き方だと曖昧ですね。

 これは「ト書き」の「と、〜が聞こえた。」が前の文にかかるからです。

 もし後ろにかかるのなら「すると、女の声が背後から聞こえた。」と「すると」にして前文からの影響を打ち消します。

 また、普通「聞こえた」と感じるのは「声のトーン」よりも「方向」が優先されますので、優先するほうを前に出します。

⇒すると、背後から女の声が聞こえた。

 こうすると前の文から完全に切り離せます。



そして、まるで氷の上をすべるような優雅ま動作で、すっと寄ってきた。

⇒「優雅な動作で、」ですね。



ガランドードはまぶたを閉じ、ゆっくりと開くと、斜めにアスートに視線を移した。

⇒「ゆっくり開くと、アスートへ斜めに視線を移した。」かなと思います。原文からあまり変えなければ「斜めにアスートへ視線を移した。」なのですが、方向を終点より先に書くのが一般的なので、「アスートへ斜めに視線を移した。」を推します。




※とりあえず「レヴァルを消してみた」とのことですので、なにがしかの意図はあるのですね。それがこの姉弟の意図によるものか、レヴァルの意図によるものか。このあたりで物語の展開が変わってきますね。

 姉弟の妖しさは描ききれているので、このイケメン弟とのバトルに発展するのかなと。まあその場合は姉も対象になるか。

 ヴァンプを感じさせる描写ですが、中編小説でひねりすぎても字数が足りなくなりますので、そのまま進んでいったほうがよいですね。


※※以前第一話で見た夢を削除して頂いたのですが、できればこの話と前話の間に挟み込むと効果的ですね。この話の冒頭に入れてもかまいません。

 あるのとないのとでは脅威の度合いも変わってきますからね。



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