高級クラブ

妖しく闇に近づく薄墨色【カクコン7用恋愛ミステリー作品】

/作者 雨 杜和orアメたぬき

第3章

高級クラブ


https://kakuyomu.jp/works/16816700427123188943/episodes/16816700428277053601



 東雲の視線は、どこか面白がっているように見えた。上目遣いに見つめると、なぜか心が重くなる。

⇒「視線は〜に見えた」と書くと他人の視線が視覚化できる能力者に見えなくもありません。個人の資質の問題ですが、陽菜子にそういった能力があるのでしょうか。

 また次文で「上目遣いに見つめると」とあるので「見」の字が近いのがきになります。

 スマートに解決するなら「東雲の視線は、どこか面白がっているように感じた。」と動詞わかったのですが変えてみる。

 ただ陽菜子がある程度他人の情感を認識できるのであれば、「見えた」でもあながち間違いとは言いづらいですね。



『蘇芳紅』と看板がある店の、両開きの木製ドアを開くと同時に深紅の血液が目に飛び込んで来た。それは錯覚で、シャンデリアに赤い絨毯が反射しただけだったが。

⇒これだけで陽菜子の心境を投影できているのはさすがです。

 アメ様って、こういう文を書かせると上手ですよね。ひとつの武器になりますので、突き抜けるまでしっかり磨いていきましょう。




※私ならいきなりクラブ内からスタートさせてしまいそうですね。

 ここは陽菜子の心理を読み手に伝えるのも必要かも。

 ところどころで「アメ様固有の文」が垣間見れるので、誰が書いた小説なのかがわかりやすいかもしれません。

 こういう書き手のクセって、ファンがツキやすいポイントでもあるので、これを生かしていきましょう。



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