白い病室と十字架
妖しく闇に近づく薄墨色【カクコン7用恋愛ミステリー作品】
/作者 雨 杜和orアメたぬき
第3章
白い病室と十字架
https://kakuyomu.jp/works/16816700427123188943/episodes/16816700428277043400
ほぼ半年くらい裁判が続きました。
⇒これはよくあるのですが「ほぼ〜」「約〜」「〜くらい」「〜ほど」「〜ばかり」はすべて数字をあいまいにするときに用います。つまりどれかひとつでじゅうぶんあいまいにできるのです。
だから本来ならこの文は「ほぼ半年裁判が続きました」「半年くらい裁判が続きました」のいずれかです。
で、ここで気をつけたいのが、これがマザーの言葉だということです。彼女が曖昧語をふたつ使って話すのが常であれば、それはクセにつながります。
だから言葉グセとして「あえて」やるのであれば、それほど問題にはなりません。
もし単に失念していただけなら、曖昧語をひとつに絞ればよいのです。
※今回はマザーとの対面の始まりですから、物事が大きく動いたわけではないですね。
動くのはこれからでしょう。
マザーからどんな話を引き出せるのか。
それが徳岡議員とどう関係してくるのか。
おそらくですが、玜介はマザーの話を聞いて、姫野さんか徳岡議員に接近した可能性が高い。
そして徳岡議員に今接触できないと思われるので、次は姫野さんに会いに行くことになるのでしょうか。と推理致します。
そういう意味でも次話以降がとても重要になってきますね。
続きを楽しみにしております。
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