妖しく闇に近づく薄墨色【カクコン７用恋愛ミステリー作品】

／作者雨杜和orアメたぬき

第３章

優しい男

過去に感じたことのないような感情がわきあがり、胸の奥が重くなると同時にじわりと蕩け、暖かいものがあふれる。

⇒「あたたかい」は気体なら「暖かい」、物体なら「温かい」です。ここは比喩か感覚かが判別しづらいので、必要があれば直してください。

　階下のレストランで朝食を取っていると、東雲が脇に立った。

⇒「朝食をとる」を漢字で書くと「朝食を摂る」ですね。ただ「取る」も許容されています。範囲の広い動詞ですので。「摂食障害」の言葉から正しいものは選択できますね。

　「取る」も許容されていますので、ここは原文ママでかまいません。

　休日というので、背広を脱いだ彼はタッグの入ったベージュのズボンと淡い色調のカシミヤのセーターを着ている。

⇒「タックの入ったベージュのズボン」ですね。紳士用品ではこの手のズボンを「タックパンツ」と呼びます。

　ただし「○○の○○の○○」と「○○の○○の○○」をの形で文が形作られていますので、それを壊すと調子が付かないかもしれませんね。まあ「ベージュのパンツ」にしてもいいんですけど、男性で「パンツ」とだけ書くと下着のパンツになってしまうのが難しいところですね。

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