20歳の夏の日、すべてははじまった

姫と似ているからって俺が身代わり? 残念国家に嫁いで戦争に巻き込まれた翼族の愛と戦い〜弱小国家フレーヴァング王国戦記〜


作者 雨 杜和orアメたぬき


第一部 王族の結婚

20歳の夏の日、すべてははじまった


https://kakuyomu.jp/works/16816452220315287250/episodes/16816700426865802252



添削箇所



 太陽がジリジリと地上を焦がすなか、ロングスカードをさばきながら大股に歩くクロード。

⇒「ロングスカート」かなと。



 実家は彼と同じような貧乏貴族で、だから食いはぐれて、執政官の騎士になったと聞いた。

⇒「彼と」はなくても意味は通ります。ですが減点されるわけでもないので、このままでもかまいません。



 空気は乾燥して、清々しい風が吹いている。

⇒ここも「空気は」がなくても意味は通ります。ただし、ここでは「〇〇=××、△△=□□」という重文を構成する必要がありますので「原文ママ」で。



「クロード、お前、何んだ。それ」と、カールの顔が引きつった。

⇒「何だ」もしくは「なんだ」ですね。



 訪れた男は、「支度金は用意されておる。娘と引き換えに渡そう」と告げた。

⇒いつ「訪れた」のかが書かれていないようです。すでに使者は到着しているのでしょうか?

 また次文が「書状が届いて1週間が過ぎた。」とあるので、訪れた男は一週間前に書状を届けに来た男、ということになりますか?

 複数の受け取り方がある書き方です。




※ここもかなり手を入れた跡が見受けられます。

 一週間前の話と、現在進行形の話が交錯してしまっている部分があり、それがややわかりづらさにつながっているようです。

 時間がぴょんぴょん飛ばないように、うまく塊が作れれば一読して内容をとらえやすくなりますよ。



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