第3話 しおりの陰謀 レズを孕ませる方法
「ねー今度、昔みたいに何処か、海とか山とかで、3人で一緒に過ごさない。」
そんなしおりの提案に、一寸引きぎみの誠司であったが、
「それって、二人でしおりを抱けるてこと。つまり、3P・・・?」
「3P?良く分からないけど、別に、私を抱くのはいつもの事じゃないの。昔は出来なかった事まで出来るわよ。」そう言って、しおりはニヤリとした。
「何だか凄くエロい発想しか思い浮かばないのだが。」誠司の妄想の中では、健司と誠司でしおりを後ろと前から・・・している状況が作り出されていたが、
(しおりにまた変な趣向を開花させちまいそうだな。)と思いその妄想を止めた。
麗佳と誠司の結婚話は、其れなりに進んではいたが、まずは第一関門があった。誠司と麗佳が寝る事、麗佳は、自他共に認めるレズであるため、どんなに魅力的な男が近寄っても、興味を示さない。そんな関門を克服するため、しおりは一計を案じていた。麗佳と示し合わせて、しおりは計画を進めていた。
南伊豆にある、お洒落なコテージを借りて3人が集まることにしていたが、実は、それは烏丸グループが所有する物であった。昔、良く通った海の家からは大分南に下った所であったが、昔の思い出もあり、二人は、難なく誘いに乗ってきた。先行して、健司としおりがコテージに着いてから、程なくして京都から誠司が到着した。
部屋は、広々としたリビングと、大きなベットがある主寝室とツィーンの副寝室、眼下に海を見下ろせる、小さなプールの様な温泉の湯舟があった。三人で豪華な夕食を堪能して
温泉に入ると
「こう言う贅沢な所もいいね。昔の海の家も其れなりに良かったけど。」健司が、水平線の上に見える遠くの町明かりを見ながら独り言の様に言っていた。誠司はしおりにくっついて、何かとちょっかいを出していた。そんな状況下で、やがて健司もしおりを愛撫し始めていた。
「一寸、こんな所で始めたら、皆、のぼせちゃうから、ベットに行こう!」そう言うと、バスローブを纏って移動していくしおりを見ながら、仕方なく、二人も主寝室のへ向かい、
ベットの真ん中に寝ているしおりの両隣に、寄り添うように寝ころんだ、二人は、昔の様に夫々の乳房を愛しむように愛撫し始め、全員がほぼ全裸の様な状況になって、広いベットの上で転がっていた。
誠司がふと気づくと、絹のガウンを着た女性が、足元に立っていた。するりとガウンを脱ぐと、それは全裸の麗佳だった。麗佳は、しおりの傍に寄り添い、キスをし始め、二人は目の前で展開される、レズシーンに圧倒されていたが、やがて麗佳がしおりから離れて
「誠司はどっちだ?」と聞いてきたので、しおりは健司に抱き着きながら
「こっちよ!」と言った。
「ふーん、それじゃぁー・・・こっちが誠司か!」と言いながら、しおり達とは別側にいる誠司に馬乗りになった後キスをし始めた。
「お前たちは、ホントによく似ているな。裸だと全く区別が付かないぞ。」
「そうね、わたしも時々間違えるもの。」と言って健司にキスし始めた、しおりは、健司の股間に手を添えて
「ほらね、感じてくるとここが固くなってくるでしょう。」しおりが、その行為を麗佳にも促すと
「ああ、誠司のも固くなって来たぞ!」
「そしたら、この先をこうやって軽くしごいて、私あまり口でわやった事ないので、ここのクビ周りをなぞってあげると・・・」麗佳も同じ様に誠司にすると、
「やめろ・・・で、でるー」と言って、麗佳の顔面に射精した。健司もじきに射精したが、しおりがやさしくティッシュで包んでいたのでスプラッシュには成らずに果てた。
「男の人は、一回出しちゃうと暫くはダメなので・・・ここ、前立腺をマッサージしてあげると復活が早くなりますよ。」
「ほー、さっきまで、あんなに硬かったのに、ふにゃふにゃじゃないか!」麗佳も、しおりの真似をしていたが、
「おまえとキスしていた方が、気持ちイイんだが。」
「でも私とでは、赤ちゃん出来ませんから。男の人と気持ちよくなる様に頑張ってください。」そう言いながら、麗佳と絡み合ってから、
「私と思って、誠司を抱いてみて・・・それと、ここもよくマッサージしてあげてください。」麗佳が誠司にキスしながら、股間をマッサージし始めると
「おおー、復活してきたぞ!」
「じゃーそろそろ本番行きますか?麗佳さんは始めてだから・・・」と言ってしおりは、ローションゼリーと復活促進クリームを渡し、健司を教材に実演しはじめた。
「クリームを最初に塗って下さい。ゆっくり丁寧に、あまり刺激しすぎると、また行っちゃいますから、気を付けて下さいね。」
「大分固くなってきたぞ。」
「そしたら、此方のゼリーを塗ります。」
「なんか、スライムみたいだな。」
「十分固くなったら、自分の〇へ少しずつ入れてください。ゆっくりと、少しずつ、痛いようでしたら、自分の〇にもゼリーを少し塗って痛くない様にします。」
麗佳は最初躊躇していたが、少しづつ誠司のものが入ってくると
「これが、全部入るのか?こんな太くて長いものが。」
「そうですね、最初は無理ならだんだんに奥まで・・・でないと、射精した時に子宮まで届かないので妊娠しにくくなりますから。」
「ほら、健司のはもう全部入ってますよ。おへその下辺りまでくる感じかな。」
健司は、「僕幸せ」と言った顔で、しおりのなかでほほ恍惚状態だったが、誠司は苦悶の顔をしていた。
「しおり、麗佳が締め付ける。行ってしまうぞ。行っていいか?」
「私に聞かないでよ。あなたの奥様になる方でしょう?」
「麗佳・・・良いか?」
「好きにすればいいぞ。子供を作るのが目的だからな。」そう言いながら、麗佳が体制を変えようとした時に誠司のものが奥まで入り、その途端に射精した。
「おおー、何か熱いものが流れ込んできた。これが子種か?さっきの顔に掛かったものが全部中に入ってきたのか?」
「二回目だから、さっきほどの量では無いと思いますけど、でもほとんど出ちゃいますから。」
「え・・・そうなのか、勿体ないな。」麗佳は、誠司から降りた後、残念そうに股間から流れてくる液体を拭っていた。
「健司、私たちも行く?」恍惚状態の健司に、しおりがモーションをかけると、健司も射精した。産卵を終えた鮭の様に、 精も根も尽き果てた二人を残し、しおりと麗佳は温泉に浸かっていた。
「どうでしたか、誠司とは何とかやって行けそうですか?」
「まあ、初めての男だが、旦那にするか。でも、やっぱりお前の方がいいな。」そう言って、麗佳はしおりに絡んできた。
正式な式こそ後日となっていたが、麗佳と誠司の結婚は、世間に公表され、烏丸麗佳を知るものであれば、誰もが驚き、その後の妊娠発表に驚愕した。
そして、その相手がK大の物理の准教授であることが知れると更に驚かされた。
「その教授の種でも貰って、人工授精でもしたのか・・・」世間の評判は、そんなうわさ話を楽しんでいた。
しおりも健司の子供を妊娠し夫々に産休に入っていた。
義妹を愛しすぎる、変態兄達に復讐がてらに再教育してやった QCビット @kaji2020a1
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