SSS組


S組を解散してから、学校でみんなと話すタイミングも無くなり、校内ですれ違っても言葉を交わさなくなった。それはみんな、もし天沢先生が戻ってきた時に、もう心配かけたりしないように強くなろうとしているからだ。S組という安心できる場所に頼らなくて済むように。


そしてクリスマス当日、みんなは俺の部屋に集まった。


「なんかさ、こういうの久しぶりだね」

「だな」


そういう夢野に、今すぐにでも抱きつきたいほど寂しかった。でも今は我慢!


「お兄ちゃーん」

「どうした?」


玲奈が心配そうに俺の部屋にやって来た。


「私もなにか手伝うことない?」

「そうだなー。部屋から天沢先生が来るのを見張って、俺達に伝える役とかできるか?」

「できる!任せて!」

「んじゃ、作戦はこうだ。天沢先生が琴葉の家に行ったら、琴葉から連絡が来るようにしてある。連絡が来たら、俺と玲奈が通話を繋いで、俺達は玄関の中で待機。天沢先生が来たら玲奈に教えてもらって、みんなで捕まえる!」

「分かったわ。それまではみんなでクリスマスパーティーを楽しみましょ!」

「おう!」


今日はこういう状況というのもあって、みんな俺の家に泊まることになっている。


さっそく玲奈がケーキを作り始め、俺達は久しぶりの集まりを喜び、みんなでテレビゲームを楽しみ始めた。

街中にばら撒かれた宝石を沢山集めたチームの勝ちという、シンプルなルールだが、相手を倒して宝石を奪うこともできる。このゲームでよく、愛莉と玲奈が小さな喧嘩になることがあるほどストレスのたまるゲームだ。


「ちょっとポチ!なんで攻撃するの⁉︎」

「あれ?夢野仲間だったか」

「そうだよ!」

「塁飛くん!くらえー!」

「白波瀬の後ろに回って白波瀬ガード!」

「あ!私死んじゃったわ!」

「仲間を殺すなんて、秋月はアホだな〜」

「なんですとー!」


そんな中、愛莉はCPUが仲間だが、俺達から離れてコツコツと宝石を集めまくり、しまいにはビルの上からロケットランチャーを撃ちまくって俺達全員を倒して圧勝した。


「愛莉ちゃん、さっきのはズルい〜。上からとか卑怯!」

「戦争にルールなんてないのよ。なにを言われても構わないわ。勝った方が正義なのだから」


なに怖いこと言ってんの⁉︎


「まぁまぁ夢野、愛莉は毎日玲奈とやってるから上手いんだよ」

「愛莉ちゃんって百合⁉︎」

「ヤッてるじゃないからな⁉︎ひらがなの方だからな⁉︎」

「ねぇ夢桜先輩!」

「なにー?」


ケーキを作っている玲奈が夢野を呼び、夢野はキッチンに立って玲奈と一緒に冷蔵庫の中を見始めた。


「食べちゃダメなのある?」

「使うもの全部新鮮なら大丈夫!」

「フルーツも?」

「うん!ありがとうね!」

「どういたしまして!」


玲奈も夢野を心配してくれている。夢野が玲奈とも仲良くなれてよかった。


そして途中からみんなで玲奈を手伝い、日もすっかり落ちてクリスマスパーティーが始まった。


「メリークリスマース!」

「かんぱーい!」

「そういえば玲奈ちゃんって、サンタさん信じてるの?」


秋月〜‼︎その質問はこの家の中ではタブーだ‼︎


「前まで信じてた!」


あ、今は信じてないんだ。よかった。


「それじゃ渡しちゃおうかしら」

「プレゼント⁉︎」


白波瀬の発言で玲奈は立ち上がり、テーブルに両手をついて、ぴょんぴょん跳ね始めた。


「テーブル揺れるからやめろ」

「はーい!」


白波瀬と愛莉と俺の三人でこっそり買った、少女漫画全巻を白波瀬が愛莉の部屋に取りに行ってくれた。白波瀬の社割でだいぶ安く買えて助かった。


「玲奈ちゃーん!目瞑って!」

「閉じたよ!」


玲奈が目を閉じ、白波瀬が玲奈の前に漫画を置いた。

夢野も秋月も、ワクワクしている玲奈を見てニコニコしている。


「玲奈、目開けてみろ」

「おー‼︎」

「あはは!嬉しい時のポチと同じリアクション!」

「ありがとう!」

「漫画に集中して作戦忘れるなよ?」

「大丈夫大丈夫!」


本当に大丈夫だろうか。


その後もみんなで盛り上がり、玲奈が作ってくれたフルーツケーキを食べて琴葉からの連絡を待った。


そして23時、玲奈が仮眠を取っている時、俺の携帯が鳴った。


「もしもし!」

「天沢先生、今から行くって」

「分かった!本当にありがとう!」

「今度デートしてね」

「デートはちょっと‥‥‥」

「分かってるよ!ツーショットでいいよ!なんだかんだ、るっくんとのツーショットって持ってないし!」

「分かった。いくらでも撮るよ」

「ありがとう!それじゃ、ここまできたら絶対成功させてね」

「おう!」


電話を切ってみんなを玄関に待機させ、俺は玲奈の部屋に急いだ。


「玲奈、起きろ!」

「ん〜ん」

「作戦の時間だ!」

「起きた〜」

「よし、頼むぞ?」

「りょ〜か〜い」


玲奈と通話を繋ぎ、俺は白波瀬達と玄関の中で静かに天沢先生を待った。

それから10分ほど経った頃、尋常じゃない緊張感と、久しぶりに会える嬉しさが入り混じる中、車のエンジン音と、家の前で車で雪が潰れる音がした。


その時


「お兄ちゃん!今‼︎」

「突撃〜‼︎」


勢いよく玄関の扉を開け、黒いコートを着て、プレゼントの赤い袋を持って唖然とする天沢先生に飛びかかり、勢い余って全員で雪の上に倒れてしまった。


「お前ら!」

「サンタさん、今日は逃しませんよ」

「‥‥‥」

「天沢先生は、俺の親の事故に関係がありますよね」


そう聞くと、天沢先生は体の力を抜き、地面に寝そべったまま右腕で目を覆った。


「そうか‥‥‥バレちゃったか‥‥‥」

「どうして今まで黙ってたんですか‼︎」

「私が辛いなんて言ったら、流川は自分の辛さを隠そうとするだろ。自分を犠牲にして助けたい。流川はそういう奴だろうが」

「そんなこと言って、天沢先生は自分を犠牲にしてるじゃないですか。イベントとか言って、全額自腹で俺達を楽しませてくれたのも、全部俺のためなんですか?」

「‥‥‥そうだよ」

「どうして‥‥‥」

「罪滅ぼしってやつだ。あの事故は、私が親に迎えを頼まなければ起きないはずの事故だった。それに事故の原因は、私の親の前方不注意が原因‥‥‥私達が悪い」

「本当に罪滅ぼしだけですか?」

「‥‥‥私は‥‥‥」


天沢先生は声を震わせて泣いている‥‥‥


「流川や玲奈に笑ってほしかった‥‥‥親を亡くして絶望している顔を葬式で見てから、少しでも笑えることが多くなるようにって」

「俺だって元気を与えたかった‼︎なにか力になりたかった‼︎なのにずっと隠して、天沢先生だけ目的を果たしてズルいですよ‼︎」


天沢先生は起き上がり、地面に膝をついて俺の肩を掴んだ。


「目的を果たしても心は救われなかったよ‼︎適当な理由つけて流川をS組に入れて、流川にも友達ができて、よく笑うようになった!でも何も救われなかった‼︎どんだけお前を想って泣いた思う!挙げ句の果て学校を追い出されて、もうなにもできないって思ってもこうやって来てる!どういうことか分かるか?」

「‥‥‥いえ」

「私は救いたかったんじゃない‥‥‥救われたかったんだ‥‥‥ごめんなさい‥‥‥」

「最初からそう言ってくださいよ。救いたい俺と救われたい天沢先生で、相性抜群じゃないですか。俺、今までS組に居て分かったんです。一人で抱えて込んでも悪い方向にしかいかなかった‥‥‥白波瀬、愛莉、夢野、秋月、猪熊や杏中、琴葉や玲奈‥‥‥みんなに頼って心が軽くなったんです」

「‥‥‥」

「天沢先生も頼ってください」


天沢先生は座ったまま顔を隠し、声を出して泣き続けた。

しばらくして夢野は天沢先生の横にしゃがみら優しく手を握った。


「冬華ちゃん、戻ってきてよ」

「‥‥‥私は戻れないよ」

「どうして?」

「私が戻れば、またクレームが来る‥‥‥もうダメだ」

「S組はもう無いですよ」

「‥‥‥愛莉、今なんて‥‥‥」

「S組は無くなりました」

「どうして‥‥‥」


秋月は流れる涙を拭きながら答えた。


「天沢先生に戻ってきてほしいからですよ!」

「そんなことで‥‥‥お前らはちゃんと学校生活送れてるのか?いじめられてないか?なにか、嫌がらせみたいなこととか」

「天沢先生」

「なんだ白波瀬、なにかあったのか?」

「救いたいんじゃなくて救われたい。それはきっと天沢先生の本心なんだと思います。でも、私達を大切に思ってくれていることに嘘はありません。今、ちゃんと分かりましたよ」

「‥‥‥」

「それに天沢先生は、流川くんや玲奈ちゃんに笑ってほしいって言ったんです。本当に自分が救われたいだけだとは思いません」

「だけど!」

「御近所迷惑になりますよ」

「じいちゃん!」

「おじいさん‥‥‥」

「玲奈が外の状況を心配して、電話をくれたんだ」


じいちゃんが家の前に来て、天沢先生は涙を拭いて立ち上がり、深く頭を下げた。


「すみませんでした」

「いやー、人の縁とは不思議なものだね。昔、塁飛と遊んでいた子が、今は塁飛の先生ですか」

「覚えていてくれたんですか」

「玲奈の入学式の日、体育館で目が合って、逃げるように体育館を出て行ったのを見て、いろいろ察しましたがね」

「気付かれてましたか。すみません」


だからあの時、すぐに教室に戻ったのか。


「事故のこと、貴方はなにも気に病む必要はないよ」

「ですが‥‥‥」


じいちゃんは俺達一人一人の顔を見て、優しい笑みを浮かべた。


「みんないい顔をしておる。貴方が大好きで仕方ないみたいですな」

「いや、私なんか」

「これからも、塁飛や玲奈をよろしくお願いします」

「‥‥‥」

「それじゃワシは帰るから、あまり近所迷惑にならないように話しなさい」

「分かったよ。ありがとう、じいちゃん」


じいちゃんは自分の軽トラに乗って帰って行った。


「天沢先生」

「なんだ‥‥‥」

「俺達を頼ってください。クレームが来たらみんなで解決しましょう」

「‥‥‥プレゼントは置いていくからな。じゃあな」


天沢先生はプレゼントを置いて車に乗ってしまった。


「お兄ちゃん、解決?」


玲奈が家から出てきて、俺達はなにも言えなかった。

それからプレゼントを持って、俺と玲奈は俺の部屋に行き、プレゼントを確認すると、大量のお菓子と、沢山のホッカイロが入っていた。


「お兄ちゃん、手紙」 


手紙には『二人は寒がりだから、ホッカイロで暖まってください。お菓子は仲良く分けるんだよ。お父さんとお母さんより』と書いてある。


「天沢先生って優しいね」

「そうだな‥‥‥」


思わず涙が溢れ出て、玲奈の前で涙が止まらなくなってしまった。


「お兄ちゃん」


玲奈は俺が泣き止むまで、ずっと優しく抱きしめてくれた。


きっと天沢先生はもう会いに来ないし、学校にも戻ってこない。

その日、みんなでお泊まりだったが、誰も俺の部屋には来なかった。

そして年が明けて冬休みも終わり、1月、2月と月日は経ち、もうみんな、天沢先生のことは諦めて、普通の学校生活を送っていた。

そして3月23日


「琴葉先輩〜!」

「玲奈ちゃん泣かないの!」


今日は三年生の卒業式だった。玲奈は琴葉の卒業を悲しみ、昇降口前で琴葉に抱きついて泣きじゃくっている。


「琴葉、いろいろありがとうな」

「うん。でも残念だったね」

「だな。でも、普通の教室で過ごすのも慣れたよ。よく熊が、心配して遊びに来てくれるし」

「どれだけるっくんを見てきたと思ってるの?本当は寂しいくせに」

「ま、まぁ、ちょっとな」

「夢野さん」

「なに?」

「るっくんを悲しませたりなんかしたら、すぐ飛んでくるからね?」

「分かってるよ!」

「みんなも、これからもるっくんと玲奈ちゃんと仲良くしてあげてね!」

「はい!」


その時、少し様子がおかしい元副会長がこっちに向かってきた。


「こ、琴葉」

「おっ!お互いに卒業おめでとう!」

「あ、あぁ、おめでとう」

「どうしたの?」

「あのさ、俺‥‥‥前から好っ」

「あ、無理でーす」


俺達が驚く間もなく、元副会長は琴葉に振られた。


「さいならー!」

「琴葉!帰っちゃったぞ⁉︎あんなの可哀想だろ!」

「だって、私の好きな人はるっくんって決まってるし!」

「はぁ⁉︎」

「夢野さん、怒らないで?別に手出したりしないから!ただ好きなだけ!それならみんなと同じでしょ?」

「まぁ」


あー、すげー気まずい。


「それじゃ玲奈ちゃん!また会おうね!」

「約束ね!」

「うん!バイバイ!」


琴葉が卒業して、これからは俺達が後輩を引っ張って行かなきゃいけない立場だ。引っ張っていくつもりもないけど。


そして春休み中は夢野の家に入り浸り、毎日楽しく過ごしている。だが、心なしか俺も夢野も笑顔が少ない。

学校に行けば天沢先生がいる。いつもみたいに馬鹿やって笑わせてくれたり、俺達を怒らせたりする。そんな毎日が、三年生になっても来ないことを知っているからだと思う。


「三年生になったら、S組にコーヒーメーカー取りに行かないとな。あれじゃホコリかぶるだけだし」

「そうだね」


そして新学期が始まり、前までとは違い、休憩時間になると、元S組で廊下に集まり、楽しく話すようになっていた。


「愛莉、新しい友達とかできたか?」

「できると思う?あとその質問、昨日家でもされたわよ?」

「そうだっけ?」

「君達」

「はい?」


廊下で話していると、教頭先生に話しかけられた。


「あの教室、掃除しないで閉めちゃったから、最後にもう一回行って掃除してきなさい」

「は、はい」


なんとなく、行くのを躊躇しながらみんなでS組に向かって歩いていると、どこか懐かしいコーヒーの香りがして、心が痛む。


「久しぶりだし、最後に教室で写真でも撮っておくか」

「そうね」


そしてS組の扉を開けると、マグカップを持ちながら脚を組む女性がそこには居た。


「なんだみんなボケッとして。席につけー。おっと、まだ熱いな」

「‥‥‥天沢先生⁉︎」


天沢先生はコーヒーの入ったマグカップを置いて立ち上がり、淑やかにニコッと笑みを浮かべた。


「ただいま!」


俺以外のみんなは天沢先生に抱きつき、天沢先生は優しい表情でみんなの頭を撫で始めた。


「流川、お前も来い」

「お、俺は」

「ポチ!おいで!」


夢野に言われて天沢先生に近づくと、みんなまとめてギューっと抱き寄せられ、みんな嬉し涙を流した。


「これからは、みんなを頼るよ。みんなで笑顔になろう」

「はい。とりあえず離れていいですか?」

「わ、私も」

「なんだよ!感動の再会じゃん!もっとくっついててもいいじゃん!」

「いや、コーヒー臭いんでちょっと」

「はぁー⁉︎まったく、殴ってやりたいとこだけど、めでたく復活!今日からここはSSS組だ!」

「はい?」


これ、無職の間にゲームして学んだな。


「Sより最強!SSS!それとな夢野〜!」

「なに⁉︎」

「私はもうお前らに隠し事はしない!だから言う!」

「う、うん」

「いつか流川を奪う‼︎」

「は⁉︎無理‼︎」

「あ、俺も無理なんで諦めてください」

「なんで⁉︎脱げばいいのか⁉︎脱げばいいんだな‼︎」

「どういうこと⁉︎」

「ププー!顔赤くしちゃって〜、本当に脱ぐと思ったんでちゅか〜?」

「思ってねーよ‼︎」

「んじゃ脱ぐ‼︎」

「ちょっと天沢先生!本当に脱いじゃダメです!」

「あ、秋月!通報しろ!」

「通報⁉︎」

「愛莉‼︎負けじと脱ぐな〜‼︎」

「ポチ‼︎私の裸以外見たら浮気だからね‼︎」

「分かってます〜‼︎‼︎」


こうしてS組、いやSSS組に騒がしさと笑顔が戻ってきた。

誰かを頼ることは弱さじゃ無い。自分の弱さを受け入れられた強さだと思う。

それと分かったことが一つ。夢野が一番好きで、他のみんなも大好きだ。その好きの中に、ちゃんと天沢先生も入っていた。


きっとこれからも、俺の罪滅ぼしと天沢先生の罪滅ぼしは長い間続く。だけどこれまでとは違う。お互い頼り合って前向きで、尚且つ【笑顔】だ‼︎


「流川くん」

「なんだ?」

「私のお尻見てニヤけてる」

「違うわ‼︎」

「ポチ‼︎凛ちゃんのお尻がいいの⁉︎こんなのデカイだけじゃん‼︎」

「それがいいんだろ⁉︎」

「は?」

「あっ」

「ポチ〜‼︎」

「塁飛くんに暴力はダメだよ!」

「馬鹿!抱きつくな‼︎」


秋月に抱きつかれ、それを見た白波瀬と愛莉も俺に密着した。


「私が守るわ」

「ご主人様を傷つけさせません♡!」

「他の男守ってやれよ!」

「他の男とかゴミ屑よ」

「え⁉︎」

「んじゃ私も守っちゃお!」

「うっ!」


天沢先生に正面から抱きつかれ、無い胸と顔が密着してしまった。


「ポチ‼︎みんな‼︎」

「天沢先生‼︎無い胸が当たってます‼︎」

「なんだと〜‼︎‼︎‼︎」

「浮気者〜‼︎」

「無くて悪いか〜‼︎」

「ゆ、許して〜‼︎」


俺は男嫌いで厄介な変態美少女達に好かれてしまったようです‼︎先生も含めて‼︎


「おらぁ‼︎」

「うはっ‼︎」

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俺は男嫌いの変態美少女達に好かれてしまったようです‼︎ 浜辺夜空 @0kumo0

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