悪魔の名前は。
村田天
悪魔の名前は
悪魔の名前は、竹安(たけやす)。
お姉ちゃんを二股してもてあそんで、あげくボロカスに言って捨てた、悪い男の名前。
それだけじゃない。お姉ちゃんは泣いていて、頬を腫らしていた。殴られたように見えた。
私は、生まれて初めて顔も知らない誰かに激しい憎しみを感じた。
お姉ちゃんは普段は私の勉強を見てくれたり、友達関係の相談にのってくれたり、明るく優しい人だったけれど、その時ばかりは暗くてうつろだった。
玄関前で会って驚いて「どうしたの?」と聞いた私に、たけやすに二股されて別れた……というようなことを小声でモゴモゴとこぼして部屋にひっこんでしまった。
キッチンに行くとお母さんが料理をしていた。
「お母さん、お姉ちゃんの彼氏のこと知ってる?」
「んー? 確か同じ大学の子って言ってたけど……すごくモテる子みたいねぇ……」
こちらに背を向けてジャガイモの皮を剥きながら答えたお母さんの言葉を、最後まで聞き終わる前に部屋に戻った。
次の日の朝、私は高校に行くふりをして家を出た。駅の多目的トイレで私服に着替えて、いつもとは反対の沿線の電車に乗って、お姉ちゃんの通う大学へと向かった。
私の頭には昨日見たお姉ちゃんの腫れた顔が焼きついていたし、普段明るいお姉ちゃんの泣き顔もすごくショックだった。一晩中ぐるぐる考えて、我慢できなくなった。
できることなら見つけ出して「最低」の一言でも言ってやりたいし、なんなら一発くらい殴ってやりたい。だって絶対最低だ。どうしていいかわからないくらい怒りで満ちていた。
竹安。悪魔の名前。
大学に着いて、思ったこと。
大学生、怖い。私は一応高校三年生だったので、そこまで歳は変わらないはずなのに、なにか怖かった。
少なくともクラスメイトには無精髭の人はいなかったし、そこまでバッチリメイクを決めてる人もうちの高校にはいない。ここは異世界だ。
しかし、怯んでいても仕方ない。さっそく聞き込みを行った。けれど、まずほとんどの人には「知らない」と言われてしまった。大学は広い。みんなが顔見知りなわけではない。それに私は竹安がお姉ちゃんと同学年かすら知らなかった。
しばらく場当たり的に通行人に声をかけていたけれど、全くあたりはなかった。
やがて、何十人めかに声をかけたお洒落な女子大生で、ようやくヒットが出た。
「竹安くん? 知ってるよー」
「どんな人ですか」
聞くと女子大生は「え……どんな」と言ってしばし考え込んだ。
「足が速い……かな」
「えぇ?!」
なんだそれ。足が速い。竹安情報、予想外のものがきた。
「私、この間定期券落としちゃったんだけど、竹安くん、すごい遠くから走って届けてくれたんだよ。竹安くん、足が速くていい人だよー」
足が速くていい人。
あまり聞かない台詞に困惑しつつも、いや、女たらしだから女には優しいのだろう。美人には手が早く、足も速いんだろうと思い直す。
「今、どこにいるかわかりますか?」
「ごめんねー、連絡先までは知らないんだ」
そう言いながらも、そこから見える休憩スペースみたいなところで何人かで溜まっている集団を指差して教えてくれた。
「あそこに黄色いティーシャツの人がいるの見える? あそこの集団、竹安くんの友達いるから聞いてみるといいよ」
女子大生にお礼を言って、むさくるしい男子大学生が数人いる方へ向かう。最初から知り合いとわかっていると聞きやすい。
「竹安? え、あの竹安? 知ってるよ」
「あの竹安」ときた。
やはり悪名高いようだ。
「今どこにいますか?」
「いや竹安、ちょっと前までここにいたんだけどね……」
そう言った黄色いティーシャツの人が背後の数人に「あいつどこいった?」と声をかける。
「ほら、火曜だから」
「あ、あいつカレーの日か」
「竹安、たぶん食堂にいるよ」
「カレーの日? キャンペーンとかですか?」
「いや、あいつ貧乏だから週一で食堂のカレー食うの楽しみにしてんの」
「あー……食堂って……どこですか?」
聞くと相手は少し困った顔になった。
「竹安になんの用?」
「それは……」
「一応教えてもらえる? 俺らも怪しい子を会わせるわけにはいかないから」
もっともだ。しかも私は隙あらば殴りにきた怪しい子だ。それはもう確実に会わせてはいけない類いの子。私が竹安を殴っても仕方ないのをわかってもらうためにも先に正直に答えておくことにした。
「私のお姉ちゃんが竹安さんにもてあそばれて捨てられたんです」
男子大学生達は目を丸くした。
「酷いんです。二股されて、あげくの逆ギレ、あと、顔も……腫れてた……許せなくて……文句言おうと思って」
言ってて我ながら幼稚な弁舌だなと感じてしまい、最後の方は声が小さくなった。
大学生達は顔を見合わせた。目の前の人が頬をポリポリと掻いた。
「あのさー、人違いだと思うよ」
みんな「うんうん」と頷いた。
どうやら竹安は普段は優しい人を演じてるらしい。ますます邪悪な感じがした。
「きみのお姉さんの名前は?」
「日下部(くさかべ)……真冬(まふゆ)……」
「知ってる?」
「俺は知らない……」
「俺達は二年なんだけど、お姉さんの学年は? 学部は?」
「姉は文学部の三年です……つい最近まで竹安さんと付き合ってました」
その人達は顔を見合わせた。
「うーん、竹安、きみのお姉さんと付き合ってないと思うけど……」
「他に竹安って名字いるかな?」
黄色いティーシャツの人が周りに聞いた。
「俺は知らない」
「てか竹安、彼女いたっけ?」
「いないと思うけど」
「え、ほら、あのサークルの子は?」
「あれは一緒に帰っただけだろ」
「あ、でも俺、前それらしき人見たかも……」
「マジ? いや、あの生活はいないだろ……」
「うん、いない気がするな……」
みんなが好き勝手に言って情報が錯綜してきた。
「で、でも名前は竹安さんであってるので……とりあえず会ってみます」
大学生達の話に巻き込まれてただでさえ時間を食ったのに、大学は広くて、学食にたどり着くのに時間がかかってしまった。もういない可能性が高い。おまけに中に入ると人、人、人。
多すぎて人探しには向かない。竹安がどこかに移動してからまた探した方がまだマシに思えた。
でも、せっかく来たし、お腹が減ったのでなんとなくつられてカレーの食券を買った。
買ったはいいが、どこにいけばいいのだろう。初めての場所で戸惑う。私はカレーを食べたいだけなのに。
キョロキョロしていると、私が慣れてないのを見て取ったのか親切な人が「こっちだよ」と教えてくれた。
その人が先にレーンに行ってカレーを受け取ったので同じようにしてカレーを受け取る。
なんとか隅っこにスペースを見つけて座った。
食堂は喧騒に満ちていた。
中央のテーブルに目立つカップルがいた。
綺麗な女の人に悪そうな男性。ああ、私の頭の中の極悪人竹安は、あんな感じ。見るからに悪そうな美形、そのにじみでる邪悪さがむしろ人を惹きつけてたぶん女性に好かれるルックス。
でも、人はイメージ通りではないことも多い。よく知らないのにあまり外見で判断するのも違うかもしれない。
ふと見ると、空いていた隣に座ったさっきの親切な人がおもむろに鞄からウスターソースを取り出した。
そして、とぽーっとカレーにかけた。
えぇ?
唖然として見つめる。
「美味しいんですか? それ……」
思わず聞いてしまった。
カレーにソースはなんか違う気がするんだけど。ちょっと気になって凝視してしまう。大学生、なんでソース持ち歩いてんの。怖い。
その人はへらりと笑って「え、いやぁ、これは栄養だから」と言った。ソースは栄養。
それからこちらにソースを渡してきた。
「せっかくだからどうぞ」
「え、あ、ありがとうございます……」
なにがせっかくなのかわからないが、結局私もカレーにソースをかけるはめになった。なぜこんなことに。大学は恐ろしいところだ。
隣り合った人の、半袖からはみ出した肘に大きな傷があった。乾燥してきているけれど、まだ生々しいようなそれは、少し目立つ。
この人は緊張感のない人に見えるけれど、もしかしたら刃傷沙汰の傷かもしれない。修羅場の可能性だってある。そして、中央のテーブルの悪そうな男はもしかしたら、すごく誠実で、真面目な人かもしれない。人はイメージ通りとは限らないのだ。
私は目の前のカレーをスプーンですくった。ソースのコクがある気がするけれど、そんなに入れなかったのでカレーに紛れるとよくわからなかった。
隣の人は私より先に食べ終わって、「返却口はあそこだよ」と親切に教えてくれてから手を振り去っていった。その姿が見えなくなってから、竹安のことを聞き逃したことに気づいた。
私はお水を飲んで、それからまた中辛のカレーを口の中いっぱい入れて、飲み込んだ。
カレーを食べたらちょっと元気が出てきた。
私は今日、絶対竹安を探す。
食堂を出た。
さてどうしようとあたりを見回す。
「あの」と言って学生のひとりに声をかけたけれど、急いでいたらしく、今までで一番不審者扱いされてしまった。竹安のタケくらいで「知らない」と言ってさっさと通り過ぎてしまった。地味に落ち込む。大学生怖い。
そこですっかり大学生に臆してしまった私は、知らないだろうと思いつつも近くにいた掃除のおばさんに声をかけてしまった。
とにかく何かアクションをしたいが、腰がひけてる状態で、よくわからない行動に走ったといえる。
「あの、この大学の生徒で竹安さんて方、知ってますか?」
すると意外なことに「タケちゃんならさっき、ここ通ったよ」と答えてくれた。
「タケちゃんならよく顔を合わせるし、いっつも笑顔で挨拶してくれるよ」
「どこにいますか?」
「うーん、よく通るけどね……今どこにいるかはさすがにわかんないわあー」
とりあえずどんな風体か聞くと、タケちゃんは俳優の誰それに似てると教えてくれた。
私は人の名前を覚えるのが苦手だったので、知らない俳優さんの名前は聞いたあと三秒で忘れてしまった。
どんな人かを聞くと、掃除の人は三秒ほど虚空を見てから吹き出した。
「タケちゃんはグレープの飴が好きよ」
「グレープの……飴?」
「あの子飴ちゃんあげるとすごい喜んでくれるのよ。だから会うといつもあげるんだけど、タケちゃんはわざわざ味を確認して、グレープの時だけあからさまに嬉しそうな顔すんのよ。もうバレバレよ。レモンの時はありがとうございますとか言いながらもちょっと悲しそうなの」
「それは……レモンの飴は苦手……ということでしょうか」
私は思わず真面目くさった顔と声で言った。しかし、冷静に考えると、そうだとしてもだからなんだというんだ。
掃除の人は「ううん。レモンも嫌いじゃないと思うけど……グレープが特別好きなんだと思うよ」と言って笑った。
竹安新情報。
グレープの飴が好き。
すごい……すごいどうでもいい気がする。
「それか、タケちゃんはグレープが出たら〝当たり〟にしてるんじゃないかな〜」
「あ、なるほど」
そっちは少しわかる。好きな味が出たら当たり。
ちょっといいことあった気分になる。簡易おみくじ的な。
それから掃除の人は「なに〜もしかして……タケちゃんに……むふふふふ」と明らかなる誤解を持った笑みを浮かべて肘でウリウリしてきた。誤解にもほどがある。私は竹安を殴りにきたのに。
別れ際に掃除の人が鞄から缶を出してきたので、なぜだか私もそこに手を入れて飴をもらった。
お礼を言ってその場を離れてから手の中を見ると飴の包装にグレープの絵が描いてあった。
あ、当たりだ……。
しばらく人並みを眺めていると午前中にいろいろ教えてくれた集団のひとりがいたので小走りで追いかけた。私は人の顔を覚えるのが得意だ。それに彼はゴツいのに可愛いクマのティーシャツを着ていたので印象に残っていた。
「すいません。竹安さん見ましたか?」
「え、竹安まだ見つからない?」
「はい」
「俺はこれからこっちで講義なんだけど、確かあいつはね……あー、ごめん、わかんない」
「あ、いいですいいです」
友達の時間割まで把握はしてないだろう。
「ねえ、でもやっぱ人違いだと思うよ」
「なんでですか」
「竹安はねー、なんというか、人のいい奴だよ。この間も自分も金ないのに、仕送り使い込んだ後輩におにぎり分けてやってたし」
「で、でも、人っていろんな顔があるじゃないですか!」
「まー、あるかもしれんけどさ」
「じゃあ、聞きますけど竹安さんて……あなたから見てどんな人なんですか? もっと教えてください」
その人は「うーん」と考えてから口を開いた。
「竹安は魚を捌(さば)くのが……すっげえ上手い」
「はあ」
「なんでだと思う?」
「え……センスですか?」
「スーパーの鮮魚コーナーでバイトしてるんだよ……」
「……」
「あと竹安は昨日は樹から降りられなくなった猫を下ろそうとして擦り傷だらけになってた」
「はあ……」
「……一昨日(おととい)はてんとう虫を踏んでしまったといって、一日落ち込んでたな……」
「はぁ……」
「ごめん、俺もう行かなきゃ、あとでまた会えてその時まだ竹安が見つかってなかったら電話で呼んであげる」
その人の姿が見えなくなって、ベンチに座った。
困った。頭の中のイメージとあまりに一致しない情報が多すぎて混乱してきた。竹安は二股男で、女たらしで、怒りっぽくて殴るような奴のはずなのに。グレープの飴だとか、てんとう虫だとかカレーの日だとか……間抜けな情報しか入ってこない。
そろそろやみくもに探し回るのにも疲れてきた。
ここでずっと待ってたら戻ってきたさっきの人に会えるだろうか。そう思ってしばらく地面を見てぼんやりしていると、私の座っているベンチの目の前にぱっと人が立った気配で顔を上げた。
「真昼(まひる)」
「お姉ちゃん」
探してる人は発見できないまま、一番見つかってはいけない人に見つかってしまった。
「なにやってるの? こんなとこで」
「あの……その、竹安に会ってみようと思って」
「竹安って誰よ……」
「お姉ちゃんのクソ元彼……」
「……孝泰(たかやす)だよ。下の名前」
「えっ、たか……やす……?」
お姉ちゃんがモゴモゴ小声でもらした名前を、私は脳内誤変換していたらしい。確かに……よく考えたら彼氏のことは下の名前で呼ぶかもしれない……。
脱力してヘナヘナと息を吐いた。
「私、ずっと竹安さんを探してたぁ……」
「えぇ? そんな人いないでしょ」
「それが……いたの……」
「たまたまいたの……? いたとしても私は面識ないよ……」
お姉ちゃんは吹き出して笑った。つられて私も笑った。力が抜ける。
それからお姉ちゃんはこちらを見て笑ったまま眉根をよせた。
「あのね、真昼。孝泰のことは……本当にもうどうでもいいから。心配しないで」
「でも……お姉ちゃん、顔……」
「え、これ? これは、マジで柱に擦っただけだから」
「本当に? 殴られたんじゃないの?」
「……まぁ、怒りに任せて走ってたから、半分は奴のせいと言えなくもないけど……勢いがよすぎて……前方不注意よ」
お姉ちゃんはちょっと困った顔をして、私の頭をぽんと撫でた。
それから私の隣に座って、はぁと息を吐いた。
「あのね、言ってなかったけど、奴にはもともと彼女がいたの」
「え、つまり……」
「そう。あたしがそこに割り込んで略奪しようとしたから、まぁ……こっちも純粋な被害者じゃないの」
「……そう……なんだ……」
「あぁ、あそこにいる、アレだよ。本当にもう終わったから」
そう言って姉が指差した先には、食堂で見た悪そうな男がいた。
イメージ通りすぎてびっくりしたけれど、朝、家を出た時にあった憎しみはもう鎮火していた。
ずっと、優しくて正しいとばかり思っていた姉の、思いがけない熱く生臭い部分を目にして、これは私の関わることではないと、ストンとわかったのだ。
「もう用事済んだでしょ、帰りなさい」
「……いや、まだ」
「えっ、まだなんかあるの?」
「私は……竹安さんに会いたい」
「なんで? 竹安さん、一体どんな人なの?」
「足が速くて……魚捌くのが上手い人」
「うん?」
「火曜日はカレーの日で……グレープの味の飴が出たら、当たりなんだって」
だいぶおかしいとは思っていたけれど、悪魔の竹安と竹安さんは別人で、姉とは縁もゆかりもない人だった。本来なら、勘違いがなければ私が一生知ることのなかった人だ。
でも私はその人のことを知って、会いたくなってしまった。
話し込んでいると、また会えたら竹安さんに電話してくれると言っていたクマのティーシャツの人が、講義が終わったらしくこちらに戻ってきた。
私に気がつくと小さく手を挙げる。
隣には、カレーにソースの人。
たぶん、あの人が竹安さん。そんな気がする。だって、もしそうなら、イメージ通りだから。でもずいぶんと慌てた顔をしている。
「あ、これが竹安だよ」
「え? さっき食堂で会った子? で、隣が……俺がもてあそんだ……人……?」
「はじめまして。三年の日下部真冬です。この子……真昼の姉です」
そう、もちろんはじめましてだ。そしてその台詞は先にあった誤解が解けていることを意味する。
竹安さんも、クマのティーシャツの人も、私の攻撃的でない雰囲気にほっと息を吐いた。
「竹安さん……」
「うん?」
この人が、竹安さん……。
魚を捌くのが上手くて……優しくてお人好しで、猫を樹から下ろすために怪我をする。カレーに栄養という名目のソースをかける。足が速くて、火曜日はカレーを食べる人。
「……好きです」
隣にいた竹安さんの友達の人がびっくりしてごふっと吹いた。
お姉ちゃんが目を丸くして言う。
「え、真昼、一目惚れ?」
「一目惚れ……ではないんだけど……」
「じゃあ、一体どんなとこに……」
竹安さんの友人が白目がちに聞いてくる。
自分でも、よくわからない。
想像の悪魔が酷かったので、気の抜けた情報ばかりにあたるうちにやられたのかもしれない。
「足が速くて……魚捌くのが上手いところ……ですかね……」
焦って意味不明な供述をしながら私は照れ隠しのように、持っていた飴を竹安さんに渡した。
竹安さんはだいぶびっくりしていたみたいだけれど、手の中の飴を見て、思わず漏れちゃったみたいな嬉しげな声で「あ、グレープだ」と言った。
「竹安さん……私と友達に……なってください」
竹安さんが顔を上げて、私を見て、人懐っこい顔で笑った。
竹安さん。
悪魔の名前。
私がなぜか詳しくなった足が速い人の名前。
悪魔の名前は。 村田天 @murataten
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