物語の起承転結であったり、それぞれの登場人物の性格、物語となる国家、集団などの背景が良く練られている作品です。
作者さんの別作品にも描かれていますが、最強主人公だけでなく、主人公の配下であったり仲間であったり、近しいキャラクターたちの変容や活躍も楽しめます。
老若男女を問わず、自分の意志で絶望や困難を乗り越えることを信条とし、そのために強くなる手段を問わない側面も、読んでいて楽しい。
登場人物もそれなりに多いのですが、登場人物リストなどがあるので
「このキャラ誰?どんな立場のキャラだっけ?」
となっても、すぐに詳細を把握することができます。
俺TUEEEE系ではここまで圧倒的の強さの物語はなかなかない、それもストーリーも良く読んでて飽きない、ただ1つだけ言わせて貰うと、主人公が未だに自分より強い存在が居ると考えてる所、もう自分がこの世界を終わらせる事すら可能なら存在と気付いても良いじゃないかと思いますね、世界最大の裏組織が多数で戦って苦労する存在を片手間で倒したり、少し配下を使って情報集めればすぐに自分の強さが分かりそうなんだけど、地球の書物も迷宮にはあったと言うならアスタ、ベルゼ等がどんな存在なのか載っててもおかしくないはず、まぁこのちょいと抜けてる主人公なら、これは別の奴だろうと言いそうだけど、この主人公が敵対した奴等を理不尽なまで、蹂躙して行く姿は痛快であり、そんな作品が好きな人にはお勧めです。