ヴィグネイラーの休日

小波ここな

おやじの常夏びより


 << ざばーん ざばーん >>


 波の音が世の中の煩わしさを忘れさせる中、一人の親父(首領)が休日を満喫していた。


 『 花柄びよりの〜らくえんで〜陽気に〜歌えばぁ〜♪


 すのこのイスに寝そべる黒人男性。

 彼の名前はヴィグネイラー。


 『 ふむ..我ながら良い歌が出来たな! あとは寝よう…


 彼の手下が浜辺を

 ❴にゅるり にゅるり❵

 と近づいた。

 

 手下は黒い鱗を持ったトカゲ人。

 

 『 なんだ? ふむ...おまえな、トカゲ人の文字はさすがにわからん! ハッハッハ! 面白い奴だ..一緒に酒でも飲もうや


 ヴィグネイラーは用事を【保留】して、トカゲ人と酒を飲んだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ヴィグネイラーの休日 小波ここな @Kokona_konami

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ