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2020年11月8日 10:02
「ラノベ作家志望者批評会」企画から読みに来ました。(ただし、まだ私自身は企画に参加しておりません。私はプロフィール欄で「紙媒体での作家デビューは夢見ていることであり、目指していることではない」と宣言してしまっているので、厳密には『プロのライトノベル作家を目指している方』に相当しないのではないか、と心配したからです。しかし『自作品をライトノベルの新人賞に出そうと思っている方』ではあるので、参加して構わないのであれば、以前に「ファミ通文庫大賞(第1回)」の一次選考に通過した作品で参加させていただきたいと考えています。機会があればまた別のところにその作品を応募したいので) さて、肝心の感想です。 途中まで会話文が一切ないのは、独特の文体だと感じました。でも地の文だらけでも(あらすじと説明みたいな感じでも)、読みにくくはないのですよね。すごいです。 こういう「他人の作品の良さ」は自分も吸収したいので、ぜひ「なぜ『良さ』と感じるのか」を分析したかったのですが、あまり具体的にわかりませんでした(ということは、青井椎茸様への感想としても有意義なものにならず、申し訳ありません)。 それでも、一応、がんばって『分析』してみると……。 最初にパッと思ったのは「登場人物を絞っているから?」だったのですが(今までカクヨム作品を読んでいて「冒頭から登場人物が多すぎるせいでゴチャゴチャする」というのには何度か出くわしているので)、でも両親以外にも親族に関する言及があったり、教師や学院関係者が出て来たり、それほど登場人物が少ないわけでもない様子。 ……と、そこまで考えたところで、ようやく気づきました。これ、徹底的に固有名詞を排除しているのですね! 国の名前はあっても、人名は書かれていない! 確かに、それならば頭に入ってくる情報が少ない分、読者はスラスラ読める。なるほど、こういうやり方で「テンポをよくする」というやり方もあったのか、と勉強になりました。 私も作品序盤では「なるべく新キャラは名前だけではなく、身体的特徴(例えば恰幅の良い男とか桃色の髪の子とか)で表現していく」というのを心がけているつもりですが、あくまでも『なるべく』『名前だけではなく』に過ぎず、また「わかりやすさ」のためであり「読みやすさ」や「テンポ」まで考慮した書き方ではありませんでした。そちらの方も、今後は意識していきたいと思います。 ……と、長々と書いてしまいましたが、もしかしたら、頓珍漢な見方ばかりかもしれません。もしも「そんな意図で書いたわけじゃないよ、偶然だよ」ということであれば、ごめんなさい。
作者からの返信
私自身そこまで強い制約はかけているつもりはないので、ラノベに興味があって、ラノベ作家になりたいという気持ちが少しでもあるなら、是非参加していただけたらと思います。他人の視点から見たプロローグの分析、とても参考になります。私自身、このプロローグには色々と意図を込めているのですが、基本的には読みやすい文章を心がけて書いているので、そう言っていただけて嬉しいです。私の拙作が鳥川さんの参考になったのなら、よかったです。感想ありがとうございました!
2020年10月30日 23:07
「ラノベ作家志望者批評会」から来ました。ピーターパン?みたいな作風でとても面白いです。 ただ気になった点もあります。黒い少年が教師を殺して、自宅軟禁という措置は甘くないですか?処罰が決まるでの間なら公的機関で監視するのが自然ですし、両親の扱いを考えると庇う理由もないはずです。学院の者にも時間のことがバレているなら尚更です。 話の設定は好きなのでフォローしました。頑張ってください!
2020年10月30日 19:25
「ラノベ作家志望者批評会」からやってきました。ダークな世界観で私の好みです。読み進めたいです。単純な脱字の指摘です。こんな生活抜け出したい → 生活「から」、「を」、単純に「、」でもいいと思います。室内入ってきた赤い少女 → 室内「に」入ってきた赤い少女私もなんですが、小説を書いていると意外と自分では気づかないものですね。失礼しました。
感想ありがとうございます!誤字報告、助かります。ダークな世界観というご期待に添えられるストーリかどうかは、わかりませんが、そう言った要素は含まれていると思います。読んでくださって、ありがとうございます。
「ラノベ作家志望者批評会」企画から読みに来ました。
(ただし、まだ私自身は企画に参加しておりません。私はプロフィール欄で「紙媒体での作家デビューは夢見ていることであり、目指していることではない」と宣言してしまっているので、厳密には『プロのライトノベル作家を目指している方』に相当しないのではないか、と心配したからです。しかし『自作品をライトノベルの新人賞に出そうと思っている方』ではあるので、参加して構わないのであれば、以前に「ファミ通文庫大賞(第1回)」の一次選考に通過した作品で参加させていただきたいと考えています。機会があればまた別のところにその作品を応募したいので)
さて、肝心の感想です。
途中まで会話文が一切ないのは、独特の文体だと感じました。でも地の文だらけでも(あらすじと説明みたいな感じでも)、読みにくくはないのですよね。すごいです。
こういう「他人の作品の良さ」は自分も吸収したいので、ぜひ「なぜ『良さ』と感じるのか」を分析したかったのですが、あまり具体的にわかりませんでした(ということは、青井椎茸様への感想としても有意義なものにならず、申し訳ありません)。
それでも、一応、がんばって『分析』してみると……。
最初にパッと思ったのは「登場人物を絞っているから?」だったのですが(今までカクヨム作品を読んでいて「冒頭から登場人物が多すぎるせいでゴチャゴチャする」というのには何度か出くわしているので)、でも両親以外にも親族に関する言及があったり、教師や学院関係者が出て来たり、それほど登場人物が少ないわけでもない様子。
……と、そこまで考えたところで、ようやく気づきました。これ、徹底的に固有名詞を排除しているのですね! 国の名前はあっても、人名は書かれていない!
確かに、それならば頭に入ってくる情報が少ない分、読者はスラスラ読める。なるほど、こういうやり方で「テンポをよくする」というやり方もあったのか、と勉強になりました。
私も作品序盤では「なるべく新キャラは名前だけではなく、身体的特徴(例えば恰幅の良い男とか桃色の髪の子とか)で表現していく」というのを心がけているつもりですが、あくまでも『なるべく』『名前だけではなく』に過ぎず、また「わかりやすさ」のためであり「読みやすさ」や「テンポ」まで考慮した書き方ではありませんでした。そちらの方も、今後は意識していきたいと思います。
……と、長々と書いてしまいましたが、もしかしたら、頓珍漢な見方ばかりかもしれません。もしも「そんな意図で書いたわけじゃないよ、偶然だよ」ということであれば、ごめんなさい。
作者からの返信
私自身そこまで強い制約はかけているつもりはないので、ラノベに興味があって、ラノベ作家になりたいという気持ちが少しでもあるなら、是非参加していただけたらと思います。
他人の視点から見たプロローグの分析、とても参考になります。
私自身、このプロローグには色々と意図を込めているのですが、基本的には読みやすい文章を心がけて書いているので、そう言っていただけて嬉しいです。
私の拙作が鳥川さんの参考になったのなら、よかったです。
感想ありがとうございました!