こんばんは。
夢だからなのか、何となくユーヤさんの想いとか心情がいつもよりストレートに伝わってきた気がします。これをきっかけにいろいろ少しずつ心の中の温度の高い想いが動いたりしてくるのかなあと。
他の作品も好きですが、この作品のなんていうか、透明な感じ、とっても好きです。あ、現代の食べ物もとっても美味しそうでした。
あと、これは個人的な感傷みたいなものなのですが、ラー・ロウのお話を読んだ後だと、「オール・アクィト」という言葉だけでなんだかううっ……ってなってしまいました。こうして世界が広がっていくの、本当に素敵だなあと思います。
続きものんびりと楽しみにお待ちしております。
お邪魔しました!
作者からの返信
こんばんは。コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、夢なので、整合性があるようでいて、全てユーヤの感情と記憶でできています。シルと旅を続けてきた思い出が、ユーヤの中でいっぱいになっているんだろうな、と思います。心配事や悩み以外にも、楽しいことも。
透明な感じはきっとユーヤの語りのおかげで、特にユーヤがシルをそのように見ていることが大きな理由になっているような気がします。
ラー・ロウのことを思っていただけて嬉しいです。彼は彼で、きっとルキエーでやっぱりまだ人に混ざって暮らしているんじゃないかなと思います。
暗渠とかが好きなんですけど、実はここは川でした、というのを知ると景色が違って見えるような感覚が好きなんです。何気なく買って帰ったお土産について調べたらこんな謂れがとかも、そういうのに似てるなあと思います。
ルキエーだけじゃなく、他の地域についても、また短編ででも書けたら良いなと思ってます。
あ、クレープが美味しそうに書けていたみたいでほっとしました。
続きも頑張って書いていきます。更新した際にはまたよろしくお願いします!
自分でもやりますが、こういう複雑な人の心をあえてそのまま反映したような夢の描写が大好きな者です(*´ω`) 気分が悪い状態で見たからこんな夢になった部分もあるんでしょうけれど、まだまだユーヤの心に残る不安を暗示しているようで胸を締めつけられますね。何度かコメントでそんなお話をして頂いた気もしますが、一番助けてほしいのはユーヤ自身かもしれない。そのSOSに気づいている夢の中のシルちゃんはユーヤの願望かもしれませんが、自分の足で立ち始めた現実のシルちゃんに確かな頼もしさも感じているのだろうと思いました。悪夢のようでいて、二人が「同じ関係のまま」対等になっていく、そんな希望のようなものも感じます。
作者からの返信
丁寧なコメントありがとうございます!たくさんいろんなことを感じながら読んでいただけて嬉しいです。
夢なので曖昧だったりぼんやりしていたりするんですが、全部ユーヤの心の中のことだと思いながら書いていました。今の自分の状況や、日本のこと、シルと過ごしてきた時間、シルとの関係の変化、読んでいただけたように、そんな全部がぐちゃぐちゃと入り乱れたままそのまま現れてしまった夢です。
他愛ない楽しい夢でもあるし、悪夢でもあるし、でもおっしゃる通りにその中に希望もあります。それはシルがユーヤに向けて言った「助ける」って言葉が、本人が思っているよりもずっと強くユーヤの中でユーヤの気持ちを救っているからじゃないかな、と思います。
わたしの返信が語りすぎてないと良いのですが……この先も二人を見守っていただけたら嬉しいです。