没3 第未定話 未定








ドシャア...


「何だ?シェリカ何かあっ...た...?」


ハルは振り向くと目の前の光景を疑った...


「う...な、なんじゃと?何故バリアが発動しない...」


何者かの腕が、シェリカの腹部を貫いていた


「ハッ...逃げられると思ったか亜人共っ!」


「お主...!あの時...死んだはジュ...」ゴボッ...


「残念だったなぁ...トリックさ?」ハハッ...


…あの時の状況下でトリックなんぞ

使える筈が無い...此奴どうやって...!?


「シェリカ!?クソッ今助け...」ダッ...


「ハル!来るではないッ!?此奴...何を仕掛

けて来るか分からんぞ!ぐっ...カハッ!?」


ピタッ...ピタッ...


血が滴り落ちる...意識がぼやけてきた...


…もう、後はないのぅ...すまんなハルよ...


「ハ、ハル...吾は一緒には行けん...!

友を...親友コブラを宜しく頼んだぞ?」


スチャッ...カチッ...キュイイィィィィン!


「はっ...!シェリカ!?よせえぇぇぇ!!」


ハルが叫ぶ...取り出したのは起爆装置だった


「な、なにィィィィ!?」 カチッ...


その刹那───


ドォガァオオオオン!!


ハルは爆風により吹き飛ばされ、辺りが一時

的にスローモーションになった気がした...

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「旧」若龍の生き様 @kemonozuki

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