まだ序盤なので、言葉少なになりますが、淡々と綴られる男と少女の「剛筆」な物語です。刺さる人にはぐさりと刺さる、昨今のカクヨム内ではあまり見かけない、骨太な作品です。
短編マイスターに私はなる。 書くのも読むのも短編を好みます。 今年のコンテストはこの短編で参加しています。 「手を繋いで歩いてくれた君に、笑顔でさよならを…
元軍人のイヴァンと少女スノウは出会い、惑星間の旅を始める。戦争で負傷した不自由な体に、失った記憶の謎。かたや体を売ることを余儀なくされる生活。戦争の傷跡は二人にも暗い影を落としている。痛…続きを読む
先の戦争で負傷し、身体の一部を機械に置き換えざるをえなくなった退役軍人・イヴァン。しかしイヴァンが先の戦争で失ったものは、身体の自由だけではありません。そして彼が、治安の悪い街で出会った少女・スノ…続きを読む
戦争で顔の半分と記憶を失った元軍人のイヴァン。 物語は彼が意識を取り戻し、そしてその失った半分の顔に嵌められていた義眼を失くしてしまったことをきっかけに、スノウという少女と出会ったところから始ま…続きを読む
中年の退役軍人と少女が中心にありながら、背景には戦争と人の醜さと酷さが横たわっている。退役軍人が思い出せない過去がどうそこに関わってくるのか。続きが気になる作品です。
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