まだ序盤なので、言葉少なになりますが、淡々と綴られる男と少女の「剛筆」な物語です。刺さる人にはぐさりと刺さる、昨今のカクヨム内ではあまり見かけない、骨太な作品です。
作家。
映画館から出てきたあとの爽快感を思い起こして欲しい。 ポップコーンを片手にシアターに入り、わくわくしながら椅子に座り、暗転する室内照明に期待を膨らませ、楽しみにしていた映画を手に汗握りながら…続きを読む
これは「Dearest(最愛の人)を求める旅路――。少女「スノウ」と傷痍軍人「イヴァン」は、共に旅をしていく過程で絆を育んでいく。様々な困難やイヴァンの過去に秘められた謎を通して、二人の距離が近…続きを読む
スノウが自分の名前について語る時の衝撃的な生い立ちが、序盤から心に深く残り、そこから一気に話を読むのにそう時間はかかりませんでした。イヴァン自身の記憶に残された秘密と、謎の追手たちとの攻防の中で…続きを読む
惑星間抗争の終わり、顔の半分を失ってしまった傷痍軍人・イヴァン。街でよろけた拍子に義眼を落としてしまい、探す途中で少女・スノウに出会う。戦争によって心身ともに傷を負った二人は、互いを必要な存在と…続きを読む
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